中国で爆発的ヒット! タミヤRCカーに酷似したラジコン&アプリとは!?
#中国
破竹の勢いで成長を続ける、携帯アプリ市場。その市場規模は、3年以内に全世界で350億ドルを超えるともいわれている。また、世界にはすでに60万以上のアプリケーションが存在しており、いまやスマートフォンが担う役割は、時にはゲーム機、時にはナビゲーションツールと多岐に及んでいる。
そうした中、中国では携帯端末をコントローラーとして利用するラジコンが登場し、人気を集めている。
その名は「PHONE飛車」。昨年、同社最初のオリジナルブランドとして発売したスマホ「MI-ONE」が300万台の販売を記録し、いま中国で最もアツイ国産携帯電話メーカーとされる、Xiaomiが開発したものである。
車体は、日本のラジコン世代にはおなじみの「タミヤRCカー」に酷似したデザインとなっており、サイズはパソコンのキーボードより少し大きいくらいだ。充電はUSBケーブルで行い、フル充電でおよそ30分の走行が可能。最高速度は時速30キロに達するという本格派である。
ただ、この商品にはラジコンに付き物であるコントローラーは付属していない。スマートフォンにアプリをダウンロードすることで、Wi-Fiの電波信号を利用して車体を操作するのだ。このアプリはアンドロイド端末とiOSに対応しており、最大約20メートルの距離で操作が可能だ。
気になるお値段は299元(約3, 700円)。中国では近年ラジコンブームが続いており、ラジコンヘリからラジコンロボットまで愛好者が増加傾向にある。そんな時流に乗って、同商品は爆発的ヒット。発売から3カ月あまり経過した今でも品薄状態が続いており、入手困難だという。タミヤにとっては面白くない話だろうが、同商品が輸入されれば日本でもヒット間違いなし!?
(文=牧野源)
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