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「田切駅→伊那市駅 1hour Bicycle Tour “轟天号を追いかけて”」現地レポ【1】

本物の<聖地巡礼>を見せてやる! 『究極超人あ~る』の聖地で“轟天号”を追いかけてきた!!

田切駅前に、こんなに大勢の人が集結するなんて誰が予測しただろうか

■ついに迎えた、クライマックス再現イベント

 当初の予想を超えて、自転車持参の人から見送りのファンまでが聖地・田切駅に大集合となった。当日、現在も駅スタンプを管理してくれている田切駅前の「元・下村酒店」では、20年にわたって<聖地巡礼>として、田切駅の掃除をしているグループ「田切ネットワーク」が創立20周年記念展覧会「夏への扉~20年目の同窓会」を開催するということもあり、早い時間から参加者は続々と集結。「元・下村酒店」や田切駅周辺で、新たな光画部員と出会い、トークに華を咲かせていた。

 当日、自転車持参で駅に集まった参加者は約80名あまり。田切駅までの集合方法は、電車で輪行してきたり、車に積んで移動したりとさまざまだ。だが、やる気のある参加者の中には、杖突峠を越えてきたという人も。杖突峠は、茅野市から高遠へ至る峠なのだが、標高1,247メートル、わずか数キロで高低差400メートル以上の急傾斜となる、有数の険しさで知られる峠である。そこまで「苦行」を楽しむこともできるのも『究極超人あ~る』のファンであればこそ。

電車が到着するたびに続々と、あ~るファンが降りてくる。ん、ホームのハジに妙な人が


田切の集落も、大勢の人で混雑。なお、今は集落には自動販売機が一台あるだけ

 そんなムチャを楽しむ人も交えながら、田切の集落には続々と参加者が集結していく。中には、さっそく作品世界を再現すべく、飯盒でごはんを炊き始める人もいるではないか。

作品世界を再現すべくリュックまで用意する完璧さ。これが本物の<聖地巡礼>だ


まさか、世界征服を企む博士が再び田切にやってくるなんて。この水鉄砲は危険すぎる!

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