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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 19兆円の復興予算が“霞が関復興”に!? ネコババ“シロアリ役人”の悪業を暴く!
元木昌彦の「週刊誌スクープ大賞」第148回

19兆円の復興予算が“霞が関復興”に!? ネコババ“シロアリ役人”の悪業を暴く!

motoki07314.jpg「週刊文春」8月2日号 中吊り広告より

グランプリ
「野田首相前後援会長は社会保障費21億円を詐取していた」(「週刊文春」8月2日号)

第2位
「19兆円復興予算をネコババした『泥棒シロアリ役人の悪業』」(「週刊ポスト」8月10日号)

第3位
「JAL再上場目前の乱気流 当機は燃料費節約のため台風に突っ込みます!」(「週刊新潮」8月2日号)

次点
「ああ残念!鈴木京香様、やっぱりあの男と!」(「週刊ポスト」8月10日号)

 何度も書いているが、週刊朝日が心配だ。今週は新聞広告の「総選挙へ 谷垣が小沢、鳩山と組む」につられて読んでみたが、それらしい記事がないのだ。どうやら「森元首相の引退声明で始まった自民党の『脱長老』総裁選」というのがそれに当たるらしいのだが、ここまで広告と本文が違うのには驚く。

 谷垣の最側近だという川崎二郎が、囲み記事の中で「小沢さんや鳩山さんとも手を結ぶ」と話しているのがタイトルになったようだが、羊頭狗肉が過ぎる。

 AERAの一行ダジャレが面白い。「夢をもうイチロー」

 私に届いた暑中見舞いで、税理士で「株式会社パラトネール」の中川尚代表取締役はこう書いてきた。

「2010年度消費税還付金上位5社
1位 トヨタ自動車 2,246億円
2位 ソニー 1,116億円
3位 日産自動車 987億円
4位 東芝 753億円
5位 キャノン 749億円

 輸出大企業は消費税を納めているのではなく、むしろ還付金を受けている。今後、消費税率を上げ、法人税の税率を下げていくと、日本の大企業の多くは日本で税金を1円も払わないことになる。輸出補助金がWTO(世界貿易機関)の協定違反となったことにより、消費税が実質的な輸出補助金となったのである。これが消費税問題の本質である」

 消費税還付金がこれほどあるのは驚きである。大メディアはこのことを書いているのか。

 さて、ポストが珍しく張り込みネタをやっている。フライデーのようにはいかないようだが、なんとか同じマンションから出てくる二人を撮っている。

 一人は熟女美人の女優・鈴木京香(44)。そして相手は? きっかけは、銀座の飲食店の関係者の「極秘情報」だった。

「銀座の某有名高級クラブの常連に、政財界やメディアに大きな影響力を持つ団体のトップがいるのですが、彼は酔って上機嫌になると決まって鈴木京香さんを呼び出すそうなんです」

 そこでポストは取材を開始し、京香の自宅があるマンションを張り込み始めた。そして、ついに7月下旬のある週末(なんで何月何日と書かないのかね)、霧雨が降る中、顔を隠すように傘をさした男が現れる。

 彼はウワサされていたオヤジではなく、2010年に『セカンドバージン』(NHK)で共演した9歳年下の俳優・長谷川博己(35)であった。

 長谷川が京香の部屋の合い鍵を持っているのは間違いないと、ポストは書いている。

 かつては、俳優の堤真一や真田広之との熱愛が報じられたが、結婚までいくことはなかった。長谷川には結婚を求めてはいないらしい。山田五十鈴や原節子を持ち出すまでもなく、名女優は独身でいることが多い。独身生活を謳歌する京香は、名女優への道を「我が道」と思い定めたのかもしれない。

 今週の第3位は、週刊新潮の記事。JALの再上場に異議ありと、新潮らしい切れ味を見せている。

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