ダマされないための「儲けのカラクリ」 第7回
朝日と日経以外は効果ゼロ!?でバレた新聞広告タブー?
2012/07/30 14:00
#Business Journal
ところで、みなさんは全国紙がどれだけ売れているかご存じだろうか?
朝刊の販売部数でいうと、次のとおりだ。
・読売新聞:9,955,031部
・朝日新聞:7,713,284部
・毎日新聞:3,421,579部
・日本経済新聞:3,010,558部
・産経新聞:1,607,577部
(上記は2011年7月~12月の一日平均)
確かに、1000万部に近い読売新聞は、1000万部を切ったとはいえ、圧倒的な部数を誇っている。ここでは、押し紙などの、新聞各社の販売上の問題点についてはふれない。あくまで数字を追っていきたい。
そこで、注目したいのは全国紙の地方における影響力だ。
ここでクイズを出したい。
「北海道における産経新聞の販売部数は何部でしょうか?」
私の周囲に聞いてみたところ「10万部くらい」と言っていた。冗談ではない。どの全国紙でも、10万部以上販売できている県は少数にすぎない。
この答えだが、たった1,033部にすぎない。
産経新聞だけを取り上げて申し訳ないものの、
・富山県:778部
・岐阜県:631部
・宮崎県:462部
・佐賀県:443部
しかない。さらには沖縄県では278部のみだ。
特に沖縄は全国紙の影響力が低く、世帯数に占める各紙の購読比率は、次のとおりだ。
・読売新聞:0.11%
・朝日新聞:0.22%
・毎日新聞:0.05%
・日本経済新聞:1.09%
・産経新聞:0.05%
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