駅のゴミ箱が復活しないのは、経費削減のため?
#Business Journal
――どんなゴミでも大丈夫ですか?
担当者 お菓子の袋とかでしたら、まぁ、家庭用のゴミとかは別なんですが、空き缶とかもお持ちいただければお引き取りします。
――それだったら、ゴミ箱設置すればいいのにと思うんですが?
担当者 そうですね、ゴミ箱を設置いたしますと、なにか有事があった場合、対応がままならないということもありますし、まだ脅威が拭いきれていないということもございますので、今現在は設置していないですね
なるほど。
東京メトロにしても京王電鉄にしても、鉄道会社にとって、地下鉄サリン事件はまだ終わったことではないようだ。
と、まとめたいところだが、実はもう1つ気になることがある。
ゴミ箱が復活しないのは、実は経費を抑えるためじゃないだろうか?
ホームにゴミ箱を置くと、それを管理するための人件費などがかかる。一度撤去したのをいいことに、経費節減のためゴミ箱を復活しないんじゃないだろうか。
そこで、やはり直接聞いてみた。
『ゴミ箱が復活しないのは、経費節減みたいなこともあるんですか?』
東京メトロお客様センターの回答は、
担当者 それは聞いてないですね。
一方、京王お客様センターの回答は、
担当者 削減ということはないと思うんですが、やはりゴミの方も有料化になってきますし、ゴミを少なくするという考えもありますので。
本当のところは分からないが、少なくとも売店があるような駅には、ホームにゴミ箱を置くべきじゃないだろうか。そこで売っているものから、ゴミが出るんだから。
(文=山名宏和)
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