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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > “不良の格闘技大会”で大波乱!!

「この世のゴミ」も「パトカー3台破壊男」も大集結!“不良の格闘技大会”THE OUTSIDER第22戦!!

“横濱義道会初代総長 濱の狂犬”
 黒石高大(神奈川・25歳)

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 赤コーナーの控え室。他の選手の「エイッ! エイッ!」というミット打ちのかけ声に合わせてピストン運動を披露し、周囲を笑わせていた黒石だが、それはあくまで表向きの顔。バキバキの体を見れば一目瞭然だが、裏ではこの男、相当トレーニングを積んでいるようだ。

 試合前、人の輪を抜け出し、ひとりで一服していた黒石を直撃。

──凄い体ですね。

「誰よりも練習して、誰よりも走ってるから。減量じゃなく、トレーニングだけで4kg落としました。俺、真面目なんですよ(笑)」

──最近は俳優業やモデル業で忙しそうですが、それでもこうしてアウトサイダーに参戦する理由は?

「今があるのは前田日明さんのお陰なんで、裏切るわけにはいかないですよ。育ててもらったんで」

──偉い。そして、格好いい。

「そういうのは不良時代の先輩に教わったんで」

tos22_05.jpg飛び蹴りも炸裂!

──今後の展望は?

「頂いたお仕事は精一杯やるし、格闘家としても今後も頑張っていくつもり。着々と一歩一歩、やれることをやっていくだけですね」

 試合ではキレのいい打撃を連発した黒石だが、敵を倒すには至らず、判定勝ち。「判定だったらKO負けのほうがよかったと思います。中途半端なんで今日はマイクもなしでいきます。申し訳ありませんでした」と本人は不満を覗かせた。

tos22_06.jpg勝っても笑顔はなし。

 だが、大会終了後に前田日明は、以下のような言い回しで黒石を評価した。

「パンチも蹴りも、スピードがあってよかったね。左ハイを蹴らなかった理由を本人に聞いたら、『ケガしてた』って。しばらく試合から離れていたのと、ケガしていたのもあって、ソツなく戦っていた印象はあるけど、短気で無鉄砲で怖い物知らずでやってた黒石がちょっと大人になって、いろいろなことを考えながら試合を組み立てられるようになったんだな、と。それはそれで感慨深かったですね」

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