「この世のゴミ」も「パトカー3台破壊男」も大集結！“不良の格闘技大会”THE OUTSIDER第22戦!!

今回も、ヤバい奴らが勢ぞろい！

　前科・前歴関係ナシ！　拳一つで成り上がれ！──不良系格闘技イベント「THE OUTSIDER（アウトサイダー）第22戦」が15日、ディファ有明で開催された。神に祈りながら王者の首を絞めた「新王者」、病苦の恋人のために戦った「この世のゴミ」、初参戦ながら堂々たる戦いぶりで3賞を受賞した「パトカー3台破壊男」……。当日活躍したファイターたちの声を、主催者・前田日明の寸評を交えつつお届けしよう。

“ヨコハマ・メタルシティ　陵辱キング”
　土橋政春（神奈川・29歳）

奴隷にまたがり入場。

　ド変態な入場パフォーマンスで会場を沸かせた土橋。試合では、序盤に親指の付け根を傷めるアクシデントがありつつも、膝十字固めを執念で離さず、勝利した。試合後、ロビーで祝杯を上げていた土橋に話を聞く。

──おめでとうございます。

「ケツマ×コ！　今回だけは、マジ勝ててよかった！　どうしても負けられなかったんですよ」

──それはなぜ？

「5日前、彼女がバセドウ病という難病にかかっちゃって……。ストレスがかかるとよくない病気だから、今日は負けられなかった。俺が負けたら彼女が泣いちゃうから」

恋人に捧げる勝利。

──最近はどういう日常を？

「試合前だけはきっちり仕上げるけど、普段はクソして寝て、酒飲んだくれてるだけ。俺、この世のゴミなんで」

──そんなことないですよ。

「いやいや、ホント、ゴミなんで」

──今後の抱負は？

「リングスの本戦に来いよ、って言われるように頑張るしかないっすね。いつも思うんですよ。『アウトサイダー、本当にありがとう』って。アウトサイダーがなくなったら、俺はただのゴミで終わっちゃう。だから、意地でも食い下がりたい。体力的にはまだまだ大丈夫。60㎏以下で一番強いのは俺と思ってる。渡辺君とか中根君とか、仲いいですけど、負けるつもりはないですね」

──期待してますよ。

「ケツマ×コ！」