ソニーがiTunesに音楽配信、でレコチョク大炎上?
#Business Journal
カスタマーレビューには、7月13日の時点で162件ものソニーを批判する内容のコメントが大量に並び、大炎上状態となっている。もちろん、ほとんどのコメントは★1つであり、
「SONY潰れろ」
「サイアク」
「最低だね」
「さよなら、SONY」
など、辛辣なメッセージが並んでいる。本来は、アプリの評価のためにあるレビューコーナーがまったく機能しておらず、こうなるともう、お手上げの状態だ。
ソニーのかたくなな姿勢に、ユーザは不満
これまで、ソニーはかたくなにiTunes Storeへの参加を拒み、マイケル・ジャクソンやセリーヌ・ディオンなど一部のアーティストを除いて、同社の音楽がiTunes Storeで購入できない状態が続いている。日本のレーベルで、iTunes Storeに参加していないのはソニーだけだ。これが、日本のiTunes Storeにおける大きな問題となって久しい。
iTunes Storeはいうまでもなく、世界最大の音楽配信システムだ。このサービスは2003年4月にアメリカでiTunes Music Storeとして開始され、最近では6月に香港、シンガポール、台湾、ブルネイ、カンボジア、ラオス、マカオ、マレーシア、フィリピン、タイ、スリランカ、ベトナムでも開始。世界合計155カ国で利用されているという、一大プラットフォームに成長している。どう考えてもソニーが太刀打ちできる相手ではない。
これが、ソニーが対抗しているiTunes Storeのリアルな姿であり、まさに音楽配信の巨人だ。だが、対抗する相手がどうであれ、ソニーはあくまで、独自路線を捨てるつもりはないようだ。ソニーは独自の「ミュージックアンリミテッド」という音楽配信サービスを7月からスタート。あくまで、iTunes Storeに対抗してビジネス展開を行う考えであり、iTunes Storeとの対抗路線を明確に打ち出している。
小室哲哉氏もTwitterで疑問を呈す
だが、そのことがミュージシャン、ユーザにとってメリットとなるのだろうか? ソニーがiTunes Storeに参加しないことについて、元ソニー所属アーティストである小室哲哉氏は、5月1日、Twitterで20万人のフォロワーに向けて「日本だけSONYブランドの曲がiTMSに置いてないのは変じゃないですか?」とツイートし、話題となった。このツイートは現在削除されているが、関連するツイートはそのまま残されている。
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