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キワモノ転じて功を成す!?  『じょしらく』2代目襲名記者会レポ

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 「このアニメは女の子のかわいさをお楽しみ頂くため、 邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみ頂く番組です」という公式サイトの文言、権利関係的に危険なにおいが漂うキャラクター名、原作があの『さよなら絶望先生』の久米田康治(作画:ヤス)、監督がヒット作・問題作多数の水島努……という、何が起こるかわからない予感から、ファンがいい意味で戦々兢々の夏アニメ『じょしらく』(MBS、TBSほか)。その放送開始を記念し、7月4日、東京・講談社にて『じょしらく』2代目襲名披露記者会見が行われた。

 なぜ、2代目なのか? 実は『じょしらく』は以前、単行本の特典としてドラマCDが付属したことがあり、そのときのキャストを初代に、今回のアニメ化にあたって配役されたメインキャストを2代目に見立て、襲名の決意を語ってもらおうという趣旨の会見だったのだ。

 『じょしらく』は、女子の落語家が楽屋で繰り広げるゆるいトークを主題としたガールズ落語家マンガが原作であり、あくまでも落語家が2代目を襲名するという体を貫き通したのも、この会見の肝だった。

 登壇したのは蕪羅亭魔梨威(ぶらてい まりい)役の佐倉綾音、防波亭手寅(ぼうはてい てとら)役の山本希望、波浪浮亭木胡桃(はろうきてい きぐるみ)役の小岩井ことり、空琉美遊亭丸京(くうるびゆうてい がんきょう)役の南條愛乃、そしてメインキャストの中で唯一、ドラマCDから引き続き同一キャラクターを演じる「初代」暗落亭苦来(あんらくてい くくる)役の後藤沙緒里の5名。司会はニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが務めた。

 会見は、落語家の振る舞いに必須の深々としたお辞儀でスタート。続いて、2代目襲名に当たっての意気込みを述べる「口上」、三本締め、質疑応答、フォトセッションの順に進んでいった。

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