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年収2,000万円は本当だった! 日本各地を駆け回るエスパー伊東に見る“一発屋芸人”の経済学

51nu4ccw.jpg『高能力芸人エスパー伊東の
「ハイ~ッ!」』(CCRE)

 先ごろ放送された『爆報!THE フライデー』(TBS系)で、エスパー伊東の年収が明らかになった。

 エスパー伊東といえば、体を張ったパフォーマンスを「超能力」と言い張る芸風でおなじみだが、テレビで彼を見かけることはあまりない。そんな、決して売れっ子とはいえない彼の年収はこれまで2,000万円以上とささやかれてきたのだが、番組内での彼の弁によると、実際の年収は約2,400万円なのだという。やはりウワサは本当だったのだ。

 伊東の収入の大部分は“営業”によるものだが、営業とはテレビ出演などではなく、地方のイベントなどへ出演するドサ回りのような仕事。伊東のように知名度が高いとはいえない芸人でも年収2,000万円を超えてしまうのだから、芸能人にとって営業とはそれほどまでに実入りのいい仕事なのか。

「結婚式やパチンコ店などのイベントの営業は、芸能人にとって1日で多額の収入が見込めるおいしい仕事なんです。芸能人をイベントなどに派遣する仲介会社も多くあって、ある会社のギャラランクによると、無名の若手芸人が15~20万円、たまにテレビで見かける若手芸人が20~30万円、今人気の芸人が40~60万円、誰もが知っている有名芸人が60万円以上だそうです。番組によると伊東のギャラは20万円らしいので、最低ランクの若手芸人並みということになります。芸歴20年以上であることを考えると屈辱的なギャラ相場ですが(笑)、それでも年収2,000万円以上稼げるのだから文句はないでしょう」(週刊誌記者)

 とくにおいしいのは、一度売れると人気が落ちても知名度だけはあるので、営業先ではそれなりに盛り上がるし、結構なギャラを取れるということ。つまり、一発屋芸人にとっては格好の稼ぎ場ということだ。最近ではほとんどテレビで見なくなったテツandトモやダンディ坂野、にしおかすみこなどは営業で手堅く稼いでいるという。

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