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サービスはそんなにヒドいのか!? ‟苦情は受け付けない”スカイマークに乗ってみた

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 今年5月、「機内での苦情は一切受け付けません」などとするサービスコンセプトを示し、ネット上で話題を呼んだ航空会社・スカイマークエアラインズ。不満がある場合の連絡先として、同社の「お客様相談センター」と共に「消費者庁消費生活センター」の名を記したことで、東京都消費生活総合センターが同社に抗議。消費者庁も文章の回収を要請する意向を示したことから、同社の西久保慎一社長が同庁に謝罪する騒ぎに発展した。

 容赦ない批判を浴びたスカイマークだが、確かにその安さは魅力的だ。羽田~福岡の片道料金を正規料金で比べると、全日空が3万6,870円に対して、スカイマークは1万9,800円だ。加えて、6月には毎週日曜日は全路線が片道1万円になるサービスを展開。好評だったようで、7月1日にも継続実施された。

skymark002.jpg応対は問題ないけど、電車を降りてから
カウンターまで遠い……。

 消費者に、まるで「安かろう悪かろうなんだから、文句を言うな!」といっているかのようなスカイマークだが、そこまでヒドいサービスなのだろうか? 実際に搭乗してみることにした。

 やってきたのは、早朝の羽田空港。どんな「安かろう悪かろう」なサービスが待っているのかと期待しながら、カウンターの行列へ。

 案内係の女性は「こちらでお待ち下さい」と丁寧に説明してくれるし、カウンターの女性も「お待たせしました」と、きちんと挨拶してくれた。なんら問題なく、搭乗手続きは完了した。

 なお、復路の福岡空港では、案内係の女性が「自動発券カウンターのほうが、ご自身で席を選べて便利ですよ」と、発券機の使い方を教えてくれた。なんだ、親切じゃないか。まったく拍子抜けである。

 そのまま、なんのトラブルもないまま機内へ入り、着席。飛行機の入口に立っているCAも、深々とお辞儀をして乗客を迎入れている。出発前に行われる緊急時の説明も、マニュアル通りにこなしている様子だ。

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