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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 中村勘三郎、このまま引退も?

「このまま引退も……?」食道ガン公表の中村勘三郎を悩ます、息子の“不入り”問題

kanzaburo0706.jpg『襲名十八代―これは勘三郎からの
恋文である』(小学館)

「今回の件では、本人はもちろん、松竹のほうが頭を悩ませているみたいですよ。以前、本人から『もう潮時かな』なんて弱音を聞いていたものだから、このまま引退するのではないかと心配している人も少なからずいますよ」(舞台関係者)

 先月、初期の食道ガンであることを発表した歌舞伎俳優の中村勘三郎。初期の症状ということで、この秋に行われる長男の6代目中村勘九郎の襲名披露公演もキャンセルし、療養に入った。

「それで済めばいいのですが、昨年から病が続いていますから、精神的に弱くなっている部分もあるんでしょう。“自分が歌舞伎を背負っている”という責任感もありますが、一方で、あとは息子たちに任せたいという気持ちもあるそうです」(歌舞伎関係者)

 今年は無理を押して平成中村座のロングラン公演を行い、息子にいろいろと指導してきたのだが、その無理がたたり病に伏せってしまったのだとしたら、あまりにもつらいものがある。

「9月は大阪・松竹座、10月は名古屋・御園座で長男の襲名披露公演に出演予定でしたが、すべてキャンセルです。勘三郎さん自身、『まだ勘九郎だけではチケットは売れないだろう』と話していますが、実際、売れ行きは芳しくない。来年まで続く襲名披露公演の客入りが心配されています」(同)

 さらに、来春には建て替え工事を終了えた歌舞伎座が開場し、こけら落とし公演も控えている。

「勘三郎さんは、3年後にお孫さんと初舞台を踏むことを楽しみに、昨年療養していたそうです。それが治った矢先のことですから、弱音も出たんでしょう。それでも、まだまだ勘三郎さんには歌舞伎界を引っ張ってもらわないと困りますから、早くよくなってもらいたいですね」(同)

 再び元気な姿を見ることができるのか……。

最終更新:2012/07/06 12:00
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