東京に宇宙人がいた!? 宇宙村レポート
#サブカルチャー #突撃取材野郎
イヤイヤイヤイヤ、取材が来るの分かってるから、そうやって衣装を着て待っててくれたんでしょう!? そんな人を煙に巻きまくるトークでウェルカムしてくれたこのおっちゃんこそ、自称宇宙人・カゲローカッパこと景山八郎さん。う……宇宙人……!?
それにしても「宇宙村」なんてスペイシーかつコズミックな名前がつけられているわりに、店内は仏像や変な形をした石ばかりで、スペースシャトルもUFOもありゃしない。一体、コレのどこが宇宙だっていうんだろーか?
「あ、その石、宇宙から落ちてきた隕石!」
へ、コレが!?
子どもの頃から天文学に興味を持っていたという景山さんは、その後ロケットを作ったり、人工衛星関連の仕事に就いたりと、宇宙を研究し続けていたのだが、ある時「宇宙のことを知るためには、ロケットを飛ばすよりも隕石を調べたほうがいいッ! だって宇宙にあったんだから!」と悟り、隕石のコレクションを開始。やがて隕石に人の願いを叶えるパワーがあることを発見して、その幸せパワーをみんなに分けてあげるために、この「宇宙村」を始めたのだという。
スゲエ!
「こんな大きくてイイ隕石は普段は売らないんだけどねぇ、アンタになら売ってもイイよぉ~、560万円! どう、買わない? こんなのタダみたいなモンだよぉ。自分でロケット打ち上げて宇宙に隕石を取りに行くことを考えたら……」
あ、はい……確かにロケット打ち上げることを考えれば560万円なんてタダみたいなモンだけど、ロケットを打ち上げる気がない身としては560万円は560万円だからねぇ……。えーっと、じゃあ隕石に関してはひとまずいいとして、この大量の仏像たちは……コレも宇宙から来たの?
「そんなワケないでしょぉ~、バカタレ。仏教でもキリスト教でも、死んだら天国に行くっていうでしょ? 天国っていうのは要するに宇宙のことなんだよぉ~。だから、仏像でもなんでも、みんな宇宙と関係があるんだよぉ~」
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