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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 元国税庁長官に脱税疑惑
元木昌彦の「週刊誌スクープ大賞」第144回

小沢一郎に続く‟怒れる妻”スクープ! 元国税庁長官に脱法重婚&脱税疑惑

 金融界も景気がよく、三菱東京UFJ銀行は40代前半の支店課長クラスで前年比5%アップの230万円前後。三井住友銀行も40代前半の支店課長クラスで約220万円だそうである。

 もっと驚くのは商社で、三菱商事は30代前半で約350万円、40代課長で約480万円。

 この中で、おやっと思わされるのはJALとANAのボーナスの差である。

 JALが約67万、ANAが約39万円。JALは大規模なリストラで業績が回復したためだというが、投入された膨大な公的資金はまだ返していないし、税金さえ払っていないのだ。

 株券を紙切れにして多くの株主に迷惑をかけたのに、近々上場する話まである。浮かれるのが、ちと早過ぎはしないか。儲けたカネは運賃を安くしてお客に還元する、という姿勢を見せるべきではないか。ANAの人間たちは怒りをもって見ているに違いない。

 今週の2位は、原巨人軍監督の1億円恐喝事件を追い続ける文春の第2弾である。

「実は原の恐喝の前に、HとKは中畑に相談しとるで。中畑はKのことを“おやっさん”と慕っていたから、Kが恐喝の仲介を頼んだんや。そしたら中畑は『野球選手は二千万円か三千万円しか持っていませんよ』と言いながら、原の携帯番号を教えてくれたそうや。ワシが09年の時に新宿にある中畑の事務所『ドリームきよし』に電話を入れて、恐喝のことを聞いたら、担当者が『その件はKさんに一切お任せしています』と言うとったで。つまり認めたっちゅことや」

 原辰徳巨人軍監督が、元暴力団員Kと現役暴力団員Hに1億円を払っていたという先週の文春のスクープは、原監督もその事実を認めてコメントを発表。読売巨人軍も払った相手は「反社会勢力に属する者ではない」としながらも認めたことで、大新聞やテレビまでが大きく報じた。

 今週は、2009年4月に、恐喝したHの兄貴分を名乗る元暴力団組長・山本正志(仮名)が、巨人軍の球団事務所と原に脅迫行為を続けて逮捕されたが、その山本にインタビューして、上記のような発言を引き出している。

 スキャンダルは今期から「横浜DeNAベイスターズ」を率いている元絶好調男・中畑清監督にも飛び火し、球界全体を巻き込む大騒動となってきた。

 しかも、事情を知る関係者の話としてこう書いている。

「中畑は原の携帯番号を教えただけではなく、実際に原と面談したと聞いています。K側は06年8月末に巨人の遠征先の熊本のホテルで、原に一億円を要求しましたが、それ以前に原監督と中畑監督の間でやりとりがあったようです。週刊文春の記事の金銭要求の場面で、K側の人物が指を一本突き出し、原が『一千万円ですか』と聞き、K側が『桁が一つ違う』と答えていますが、あのやり取りは実は原と中畑の間で交わされたものだったそうです」

 これが事実とすれば、爽やかな人柄で人気のある中畑の致命傷になる。

 文春によれば、中畑とKの出会いは今から約20年前だという。中畑が現役を引退して新宿で焼き肉店をやっていたときに知り合い、のちにKの息子が中畑と同じ駒澤大学に入り、親しくなっていった。

 中畑は記者の問いかけに、Kは知っているし、彼がやっている旅館に行ったことは認めたが、事件については「まったく分からない話だ。もう勘弁してくれ」というだけだった。

 6月20日に静岡県伊東市にあるゴルフコースで、Kが経営する旅館の7周年記念ゴルフコンペが開かれた。

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