トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『くそガキの告白』初日レポ
24時間ビラ撒きマラソンも完遂──

「どう見ても下着ドロ!?」“本気すぎる映画監督”鈴木太一『くそガキの告白』札止め封切りレポ

kuso_070201.jpg公開初日は200席超のテアトル新宿が満席。
立ち見でも入りきらずに、やむなく入場を断られたお客さんも。

 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でシネガーアワード賞をはじめ4冠を受賞した映画『くそガキの告白』が6月30日、テアトル新宿で封切られた。

 ストーリーは、映画監督を夢見るも全てがうまくいかず、その現状を周囲にあたり散らす“ブサイクくそガキ野郎”・馬場大輔と、25歳にしてヴァージンの売れない女優・木下桃子が繰り広げる、奇想天外な青春映画。

 この作品が劇場デビューとなる鈴木太一監督は、前日の夜からPRのため、都内各地を映画の宣伝をしながら走る「24時間ビラ撒きマラソン」に挑戦。公開初日、ゴール地点のテアトル新宿には『24時間テレビ』(日本テレビ)ばりにゴールテープが用意され、感動のゴールイン。鈴木監督は、寝ずに走り続けたためか、ハイテンションで「くそガキ、くそガキ♪」とラップのようなものを口ずさんだり、監督の胴上げが行われたりと、異様な盛り上がりを見せた。

kuso_070202.jpg誰に頼まれたわけでもない「24時間ビラ撒きマラソン」完走直後の
鈴木監督。目が飛んでいる。

 ゴール直後に開催された初日舞台挨拶には、鈴木監督のほか主演の今野浩喜(キングオブコメディ)、田代さやか、辻岡正人、高橋健一(キングオブコメディ)が登壇。来場者全員に鈴木監督が自腹で購入したジュースが配られ、アットホームな雰囲気のなかスタートした。

kuso_070203.jpg舞台上でも興奮冷めやらぬ監督。
ほとんど何を言っているかわからない。

 近頃、“愛されダメキャラ”が浸透しつつある鈴木監督は、「ゴールで皆さんに出迎えてもらって、“フォー!!”みたいな感じになっちゃって! 今日がホントに人生のピークなんです! みんなで作ったこの映画を! 俺たちの想いを観て欲しい!」と声をマイクに通すのも忘れるほど興奮気味で心情を語り、そんな純粋な監督に会場は爆笑。キャストも監督に向かって「どう見ても下着泥棒ですよ」(高橋)、「変質者!」(今野)と終始イジりたおしていたほか、田代さやかも「監督落ち着いてぇ~(笑)」と呆れ顔であった。

12
ページ上部へ戻る

配給映画