「韓国ではもはや過去の人」“K-POP最後の大物”Wonder Girlsのマユツバ度
#韓国 #K-POP
「最後の大物」の触れ込みで、またしてもK-POPガールズグループが日本進出する。韓国の5人組ガールズグループWonder Girls(ワンダーガールズ)が、7月25日にアルバム『Nobody For Everybody』で日本デビューすることが明らかになったのだ。
「ワンダーガールズは2007年に韓国でデビュー。シングル曲『Tell me』が大ヒットし、一躍スターダムにのし上がりました。現在、韓国国内でガールズグループの頂点を極めている少女時代や日本で人気のKARAと同年のデビューですが、当時はワンダーガールズの人気が突出していたんです。さらに09年には全米進出し、『Nobody』が韓国人歌手として初めてビルボード・ホット100にランクイン(76位)するなど、昨年までアメリカを拠点に活動を行っていました。昨年、2年ぶりに韓国で新曲を発表し、1位を獲得しています」(韓国エンタメ誌編集者)
なるほど、今回のワンダーガールズの日本進出について、日本メディアでは「K-POP最後の大物」「K-POP界の“最終兵器”」などと、例によって鳴り物入りのごとく報じているが、あながちウソでもないということなのか。だが、「実情は、そんなことではないと思いますよ」と指摘するのは、K-POPに詳しい芸能ライター。
「要はアメリカへ進出したけれど、それほど売れなかったということでしょう。それで韓国へ戻ってきたものの、自分たちが母国を留守にしている間に格下だった少女時代がブレイクしていたわけです。確かに2年ぶりのシングルは1位を取りましたが、少女時代などに比べるとチャートアクションの勢いも全然ない。結局、韓国では盛りを過ぎた存在なわけで、K-POPブームに沸く日本に活路を求めたというのが、実際のところでしょう。だとしても、遅きに失した感は否めませんが」
アメリカに振られ、母国にも振られ、仕方がないから日本ににじり寄っていくという体だが、そもそも日本でもK-POPブームに陰りが生じている。そんなところへ“過去の大物”がやって来て、何をしようというのか。もはやK-POPブームも末期的症状というしかない。
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