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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 「東電OL殺人事件」再審決定 信頼感を失った司法の世界に風穴が開く?
元木昌彦の「週刊誌スクープ大賞」第141回

「東電OL殺人事件」再審決定 信頼感を失った司法の世界に風穴が開く?

「実は日本は消費税率が10%になっても安定しない。25%まで上げる必要があるという人もいるし、海外の投資家たちは『少なくとも日本は20%まで上げる余地がある』と考えている。逆に言えば、この余地・余力がなくなったと判断された時点で、一気に国債が売り浴びせられる可能性が高い。国会会期末を迎え、『日本は政治的に消費税が上げられない』と見なされれば、その瞬間に、日本売りが始まるかもしれない」

 しかし、「デフレ下で消費税を上げると、景気がさらに悪化して、モノが売れなくなり、企業業績は一層落ち込む。税収も減るのでさらに増税しなければいけなくなり、それで再びモノが売れなくなり……という悪循環に陥る。(中略)疲弊した企業も個人も日本国債を買い支えることができなくなり、日本銀行が約1000兆円の国債を引き受けざるをえなくなる。その瞬間、カネの価値は一気に暴落し、超インフレが起こるのです」(経済評論家・森永卓郎)という見方も説得力がある。

 現代は、極端な例だが、スタバのカフェモカが1杯3万8,000円になることもありうるとシュミレーションしている。

 だが、そのことへの対策が、変動金利で住宅ローンを組んでいる人は固定金利に切り替える、デフレで落ち込んだ不動産などのモノを仕込んでおけば、インフレになれば価値が上がる程度のことでは、ものの役には立つまい。年金暮らしの私など、1週間も生きてはいられないはずである。

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