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日刊サイゾー トップ > 社会  > 共産党に反旗を翻した東大自治会

学外者も傍聴可能、ネット中継もご自由に! 共産党に反旗を翻した東大自治会が新たな一手

■代議員大会は誰でも傍聴可能に!

 こうしたビラは、これまでの党派的介入の事例に基づけば個人が作成したものではなく、全学連、あるいは日本共産党青年学生部または民主青年同盟が指示して作成(あるいは、作成した上で学生に署名させる)したものであることは容易に想像がつく。こうなってくると、14日の代議員大会がどの程度荒れるのか気になるところだ。そんな中、現・自治会執行部は10日、今回の代議員大会の傍聴は事前申し込み制と発表。しかも、自治会員である東京大学教養学部の前期課程生に限らず、学生・院生・一般社会人まで参加可能(ただし、座席数は20席限定)となった。傍聴者は東京大学の学生に限られ、承認制が取られていたこれまでの代議員大会とは大きな違いだ。さらに「議長が別に指示をしない限りは、メモ、録音、録画、中継いずれも可能です」としている。つまり、座席からUSTREAMでもニコニコ生放送でも勝手にやってくれということらしい。

 日本の学生運動の一潮流、あるいはひとつの議会政党が終焉へと向かう歴史的な場面を、見逃す手はないぞ。
(取材・文=昼間たかし)

最終更新:2012/06/11 15:00
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