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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > AKB48総選挙総括その1
【特集】AKB48 27thシングル選抜総選挙

「総選挙は切磋琢磨し、向上するための目盛り」世代交代の兆しが見えたAKB48総選挙徹底分析!!(前編)

■1位:大島優子
(AKB48チームK:速報1位/09年2位、10年1位、11年2位/10万8837票)

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 大本命として見事1位を戴冠した大島優子は「私は秀でた才能もないですけども、ただただ何事も全力で笑顔でやってきたことが実になって、その実に皆さんが水をかけてくれて、太陽のような光を浴びさせてくれて、咲くことができています。でも、花はいつか枯れてしまうと思いますので。枯れないためにも、いつまでも太陽のような存在でいてください」とファンに支えられて成長する自らを花になぞらえた。センターの座に返り咲き、「この景色をもう一度見たかったんです。本当にありがとうございます」とファンから贈られた1位という絶景に感謝した。

 前田敦子が卒業を決め、世代交代がテーマとされた今回だが、仲間のメンバーに対しては「あっちゃんが道を開こうと頑張ってくれるので、私はこの順位で、その開いた道の土台になればいいと思っています。64位からずっとみんなのコメントを聞いてると、本当に士気が高くて、AKB48グループは本当に志が高いと思います。それだったら、まだまだやれる! そう思いました」と、新たなAKB48を作る礎となることを宣言。駆けつけた前田敦子と大島はハグを交わし、前田は「今日の優子は、本当にキラキラしてます」と絶賛し、「AKBには限界はない」とエールを送った。

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 総選挙終了後の囲み取材で大島は、今後の卒業の可能性について聞かれ、「ないですね。本当にAKB48を全力でやらせていただきます」と否定。改めて世代交代について、「私たちをはねのけるぐらい、『どけ!』って言うぐらいの子たちが上がってきたら、私たちだって『この子たちがいるんなら大丈夫だ』と思える。『どうぞ、立ち向かってきてください』という思い。それに私たちもちゃんとぶつかる覚悟でいます」と、新世代からの挑戦を待ち望んだ。

 変幻自在のエンターティナー・大島が誰より華麗に踊るのは、天賦の才というよりは努力によって獲得したもの。そして、彼女の言葉が人の心を打つのは、語彙を増やそうと読書も心がけているから。昨年、大島が「票数は皆さんの愛です」と語り、今回、多くのメンバーがその言葉を引用した。仲間たちを鼓舞するメッセージ力も彼女の強さだ。

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