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日刊サイゾー トップ > 社会  > 情報提供者は懸賞金狙いだった?

「懸賞金1,000万円に目がくらんだ!?」ささやかれる菊地直子容疑者の情報提供者の正体

P6041070.JPG連日家宅捜索が行わている、菊地容疑者が潜伏
していた相模原市内の民家。

「菊地容疑者に似た女が神奈川県相模原市に住んでいる」

 6月3日朝、東京・霞ヶ関の警視庁を訪れた人物から、1995年に起きた地下鉄サリン事件で特別手配されているオウム真理教の元信者・菊地直子容疑者に関するこんな情報が寄せられた。警視庁はその日のうちに現場に捜査員を派遣。潜伏先とみられる民家で捜査員が待ち伏せしていたところ、午後8時前に女が1人で帰宅。捜査員が「菊地か」と聞いたところ、「はい」と答え、本人と認めたため身柄を確保し、殺人容疑などで逮捕した。

 後に公開された写真からも分かるように、逮捕時の菊地容疑者は指名手配の写真とは別人のようにやせ細っていたが、右目の下にほくろがあり、特徴が一致したという。

「警視庁は菊地容疑者に『オウム真理教特別手配者』として懸賞金をかけていた。12年2月には、それまで300万円だった『捜査別報奨金』を800万円に引き上げ、警察OBの組織が設けた『私的懸賞金』200万円を加えて、懸賞金は1,000万円に達した。懸賞金効果は絶大で、警察当局に寄せられた情報は、公的懸賞金の対象となった10年11月以降は447件。そのうち、懸賞金の額が1,000万円となった12年2月以降に急増し、初めて月間で100件を超えた。私的懸賞金は『最も検挙につながった情報』の提供者に贈られるため、この人物が総取り。一方、公的懸賞金は警察庁が分配を決定するが、この人物が1,000万円を総取りする可能性が高いのでは」(全国紙社会部記者)

 菊地容疑者の逮捕を受け、同市内で菊地容疑者と同居していた自称・会社員の高橋寛人容疑者が出頭し犯人蔵匿容疑で逮捕されたが、菊地・高橋両容疑者は05年ごろ、横浜市内の勤務先で知り合い、06年ごろから同居を始めたが、逮捕時には事実婚状態。2人で飲食店に出かけるなど、日常生活にとけ込んでいただけに、逮捕につながった情報の提供者として、ある人物がささやかれているというのだ。

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