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【特集】AKB48 27thシングル選抜総選挙

総選挙注目の指原莉乃へガチヲタが緊急寄稿「批判を受け入れる指原莉乃の“察しの美学”」

■指原莉乃の魅力は「さっしー(察し)の心」

 君は「さしこ」と祭り上げられてしまった時から、どこか孤独を感じるようになってしまった。でも、君の本質は「さっしー」なんだと思う。「さっしー」すわなち、「察し」を君は大切にしているはず。「察し」という「相手の感情を理解して、相手の言いたいことを汲み取る能力」が君にはあると思う。だから、バラエティでヒール(悪役)を要求されれば、それに応え、ぶっとんだ発言もできる。そのくせ、中身は小心者なので時々、その悩みも暴露する。そんな日本人的な察しとサービス精神が君らしいね。等身大で、ありのままで嘘がない姿に君のファンは魅れているんだと思うよ。

 去年、AKB48の被災地訪問を一番多く行ったのは君だった。被災されて、辛いこともたくさんあっただろう中学生ぐらいのジャージ姿の女の子が号泣して「サシハラ~」と言いながら、握手している姿は印象的だった。この呼び捨てはいけないことではなくて、本当の親近感の現れだと思うよ。遠くで見上げるスターではなく、ファンの近くでいつも寄り添うAKB48らしいじゃん。秋Pも言ってるよね。

「指原は悲観的でいい。弱い者は弱い者の味方をしてくれるから」

 世のみんなは君の弱さに自分を重ねて、魅かれてるてるんじゃないかと思うんだ。でも、弱いだけじゃなく、そこでめげない強さも持っている。たとえば、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出始めたとき、君は“ぼっち(一人ぼっち)”だった。でも、徐々に共演者とカラめるようになっていった。そのプロセスも見ていて面白かったな。今では、総選挙速報4位についてタモリさんから「誤報でしょ」とイジられる。タモさんは、本当にイジリがいのある人しかイジらないんだ。タモさんにもハマった瞬間だったね。おめでとう。

 批判を受け入れる感覚を持ち、日本人らしい察しの心を持つ。あえて、期待のハードルを下げておいて、でも、「そこそこ」なんでもできる。それが指原莉乃だよ。あまりに推されすぎて、どうかと思った時期もあったけど、さしこ、「それでも好きだよ」。

最終更新:2013/01/30 19:40
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