総選挙注目の指原莉乃へガチヲタが緊急寄稿「批判を受け入れる指原莉乃の“察しの美学”」
#AKB48 #指原莉乃
■Google+300回更新、Berryz工房との共演で見せた本気
ソロデビューして、5月4日から24時間でGoogle+300回更新は久々に“指原節”を見られてすばらしかったね。
「柏木ちゃん『ソースがない!』状態だった」
「この前、スタジオにいったら、かれんちゃんが自主レッスンしてた。すごいよね、がんばってない研究生なんていないんですよね」
「指原の号泣はみなさんにとってあくびのようなものなのです」
「木本花音ちゃんのお兄ちゃんになったら抑えられない気持ちと戦うんだと思う」
「バンジーのときのディレクターさん。いまでも顔をみるともらしそうになる」(以上、原文ママ)
わかる人にはわかるネタをちりばめながら、“笑いの燃料”を大量投下してくれて、充実の300回更新だったよ。そして、ソロデビュー曲「それでも好きだよ」をリリースして一番よかったのは、君にとっての“神”・Berryz工房と競演できたこと。しかも、熊井友理奈ちゃんは、7年前に、君がヲタ時代に渡したファンレターを大切に残していてくれて、番組に持ってきてくれてたんだよね。これは感動的だった。一介の大分のファンだった少女が、7年の時を経て、当時憧れていたアイドルと対面し、自分のソロ曲を一緒に歌ってもらう……。アイドル史上に残る伝説だと思うよ。
熊井ちゃんに手が触れて、感激している君は、どんなに知名度は増しても、相変わらずだった。そんな君にあえて、一つだけお願いをしてみようと思うんだ。これは君にしかできない、君にならできるミッション。それはね、君ががんばっていると思う仲間や、後輩をもっとブログで紹介してあげること。君にも選抜に入れない、報われない時代があった。そんなとき、先輩から掛けられた言葉や、ふとした気遣いに大きく救われたと思う。その優しさを、今度は次のAKB48を担う仲間たちのために実行してほしいな。だって、君には貴重なハロヲタ時代の感性がある。熊井ちゃんに書いていたように、AKB48のメンバーへのファンレターを君ならではの表現でブログで伝えて、AKB48みんなの良さをもっと教えてほしいな。だって、中田ちさとちゃんに宛てた「AKB48推し!」 (別冊宝島) の文章は本当にすばらしかったじゃん。
とまあ、何だか君には妙なアドバイスしてしまいたくなってしまう。これが、「さしこ力」の一種なんじゃないかと思うんだ。秋Pの「この『期待されないところから意外にいいんじゃない? と見直させるエネルギー』を“さしこ力”と名付けた。今の日本に必要なのはこの“さしこ力”なのではないか?」ってやつね。
戦後、日本は数々の好景気に湧き、バブルという幻想を見た。だけど、ゼロ年代以降、かつての高級志向の価値観は崩壊し、世は低価格居酒屋、ファストファション、LCC(格安航空会社)で満たされる“そこそこの幸せ”を追求ようになった。過剰に期待せずに、使ってみていい商品(モノ)だったらラッキー!! 的な感覚。そんなお手ごろ感の象徴が君だと思う。主力メンバーには、顔では敵わないけど、「ダンスも下手だし、歌も下手だし」と言いながら、“そこそこ”できる。いったん、期待値のハードルを下げておいて、でも、やりこなす。そして、その裏で、それを維持するための努力はしている。それが君なんだと思う。
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