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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > “エリカ大麻中毒” の内幕
元木昌彦の「週刊誌スクープ大賞」第140回

離婚騒動の真相はこれだった!?  高城剛が明かした“エリカ大麻中毒” の内幕

「なぜ、ヤマトでエリカを降ろしたTBSが、エリカを再びドラマ(『悪女について』=筆者注)に起用するのか。薬物問題はどうパスしたのか。理解できません。エイベックス、スターダスト、TBSなどのメディア、そして取り巻きのクリエイターたち……。エリカの薬物を認識する人は複数います。それを見て見ぬ振りを決め込み、握り潰し、夫を黙らせようとする。そして、エリカの弱みを握り、裸にして、カネにしようというのが、このたびの離婚騒動に隠された真相なのです」(高城)

 大手芸能プロやTBSを巻き込んだ大スキャンダルだが、エイベックスやスターダストの力に恐れをなしたか、このことは一部の夕刊紙を除いて、ほとんどの新聞、テレビが取り上げることはなかった。

 文春は厚労省の現役麻薬Gメンに「重大な関心をもっている」と語らせている。星薬科大学の鈴木勉教授は、

「よく、『大麻はタバコより害がない』という声を聞きますが、大麻の“精神的な依存性”はタバコのニコチンよりかなり強い。大麻は『ゲートウェイ・ドラッグ』とも呼ばれ、合成麻薬など他の薬物に繋がる可能性が非常に高く、幻覚が見える・眠気に襲われるなどの作用があります」

 大麻所持の公訴期間は5年だから、エリカの時効は成立していない。映画封切りに向け、どういう展開を見せるのだろうか。

 今週のグランプリは鈴木章一編集長がつくる最後の号への餞(はなむけ)ではないが、現代のノーベル経済学賞受賞者ポール・クルーグマンのインタビューにあげたい。

 クルーグマンはギリシャの財政再建計画は現実的に実行不可能だと言っている。

「現実が私の言っていたようになってきている。もはやギリシャにはユーロを離脱し、そこから改めてやり直す以外に道は残っていない」

 ギリシャがユーロを離脱するのは、6月中に50%の確率であるという。どちらにしても90%の確率で、ギリシャはユーロを離脱すると予測するのだ。

 しかしその影響は「計り知れない。対応を誤れば、ユーロ圏で大パニックが起こることになる」という。

「ギリシャがユーロを離脱すると、まずスペインとイタリアで銀行から大量の預金流失が起こることになる。いわゆる取り付け騒ぎというやつだ。(中略)おそらく預金の引き出しと海外への移転の額を合わせて、1000億ユーロ(10兆円)単位になるだろう。そうなれば巨大銀行崩壊の危険性が高まってくる。もちろんスペインやイタリアの巨大銀行が倒れれば、それは『第二のリーマンショック』級のものになる」

 それを避けるためにECB(欧州中央銀行)が乗り出し、スペインやイタリアにカネを貸し付けることになるだろうが、もしECBが動かなかったとき、またそれだけ大量のカネを供給できなかった場合は「預金封鎖」になるという。

 このような事態はポルトガルでも起こり、そうした国々は次々にユーロを離脱してドミノ倒しのようにユーロ離れが起こる。

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