「芸人保険もないしパニックになった」次長課長・河本準一記者会見を無編集ノーカット全文掲載
#行政 #吉本興業 #生活保護 #河本準一
今回の件は、本当に、深く考えさせられました。もっと自分がしっかりしていれば、母親に嫌な思いをさせることもなかったでしょうし、税金を負担してくださってるみなさまに、大変申し訳なく思っております。また、少ない収入で、なおかつ不安定な仕事を、不安定な収入の仕事をされている方は日本全国にたくさんいらっしゃいます。自営業の方ですとか、そういう方々でも、ごく当たり前のように親の面倒を見るという、そういう方も、全国のみなさん、みんなされているにもかかわらず、自分の仕事が不安定だということだけで、甘くなってしまった自分が、今は情けなく思っています。そのような方々に、改めて、お詫び申し上げたいと思います。申し訳ありませんでした。
今後とも、よろしくお願いいたします。
竹中 それでは改めまして、質疑応答を受けたいと思います。改めて申し上げますが、お金に関することですとか、本人また家族に及びますプライバシーに関することにつきましては、どうぞご遠慮いただけますようにお願い申し上げます。それでは、挙手の上、ご質問よろしくお願いいたします。
──時期の確認をしたいんですけれども、最初に生活保護を受けられたのは何年になるのでしょうか。
河本 僕が芸人になってから、2~3年くらい経ってからだと思いますので、14~5年くらい前だという認識があります。
──最初の「援助できます」とお返事されたのが、いつごろになりますか?
河本 最初の、第1回目の援助が5~6年くらい前だったと思います。
──増額されたのはいつですか?
河本 今年に入ってからです。
──今年のいつですか?
河本 1月……。
──現在はどのようになっているんでしょうか。
河本 現在は生活保護を受けておりません。
──それは、いつおやめになったんですか。
河本 おやめになったというか、これは私がしたことではなくて、母親が、僕に対してもそうなんでしょうけれど、これ以上、迷惑をかけれないというような思いがあったのでしょうか、母親の方から、生活保護を打ち切りたいという話がありました。
──それはいつですか?
河本 3月か4月ころだったと思います。
──そうすると、それまでの生活保護自体は、正しかったとは思っていますか? その最初のころ……。
河本 はい。
──で、途中からは、やはり正しくはなかったと。
河本 いえ、ずっと正しいと思っていましたが、ただ自分の認識の甘さといいますか、福祉の方と、きっちりと相談したうえで、別に僕がですね、何もかもを無視して勝手に毎月送っていたわけでもございませんし、最低限今できる金額はこちらですけどよろしいでしょうか、というような了解をきっちり得まして、納得していただいたうえで、こちらのほうでやらしていただいたので、そこに問題があるというのは、最初はまったく気づきませんでしたが、いろいろなご指摘がありまして、改めて自分の甘さに、人としてですが、人間として、自分だけが甘えているんではないかというような思いになりました。すいませんでした。
──そうしますと、生活保護を受けていたことは、正しいと思ってはいらっしゃいますが、不正受給とは違うと。
河本 はい。
──そうなると、正しい分も返還されるということですか。
河本 えー、正しい……分といいますか、それまでは、自分の年収が、自分の家族が養える分だけの収入をもらえていませんでしたので、生活保護を受けざるを得ないという状況になった時期は、福祉の方にお世話になったので、そこは生活保護を受給されてるということで普通に問題はないと思うんですけども、要は自分がテレビに出だして、収入がたくさんあるにもかかわらず、その時点で生活保護を受けていたというその事実、その部分に対しまして、自分の認識の甘さがかなりありましたので、おそらくそのへんからの生活保護でいただいてた分は、すべてきちんとお返ししたいと思っています。
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