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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > THE OUTSIDER第21戦!

“不良の格闘技大会”『THE OUTSIDER第21戦』緊急レポ! 因縁の対決は衝撃決着へ──

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 試合後の金太郎にインタビュー。

──今日はものすごく怒っていましたね。

「いっぺん試合がナシになってる上に、今回は計量オーバーだと聞いて、完全に『ブチッ!』っとキレました。『もうコイツ、ホンマにいてもうたるわ! 大阪みしてもうたるわ!』と。試合前は頭来すぎてあちこちに八つ当たりしてしもたけど、試合はイメージ通りに戦えました」

──最初のパンチでいきなりダウンを奪いましたが、感触は?

「『ゴリッ!』いうてた。いや、『バリッ!』かな。もうね、カーン! 始まって、相手がパッて入って来た瞬間に『あ、当たる』と思いましたからね。で、最初はこれしか出さへんって決めてた左フックが完璧に当たって、次の右フックも『当たるなー』と思ってたらその通り当たった」

──再開後の展開は覚えていますか?

「向こうの蹴りが来たじゃないですか。でも『蹴りに合わせて右フック』ってのもずっと頭で考えてて、それもイメージ通りに決まりました」

──そこからさらにパンチを畳み込んで、レフェリーストップでTKO勝ち。相当、相手のことを研究し尽くしたのでは?

「いや、DVDはいっぺんしか見てないです。見た瞬間、『ああ、コイツは蹴りと、ちょっと癖あるパンチだけやな』と分かって。僕、格闘技を始めて1年ちょっとで、アイツのほうがキャリアは長いはずやけど、『ああこれ、余裕で勝つわ』と思ってました。今日は完全に叩きのめすつもりでおったけど、それを実現できでよかったです」

──倒れている比夏瑠選手に向かって、なんと吠えたのでしょう?

「……なんやったっけ? アドレナリン出まくってて覚えてません」

──これでアウトサイダーでの通算成績が、3勝1敗に。唯一、金太郎さんに土を着けた樋口武大選手と、リベンジマッチをやりたいのでは?

「今日は母の日。母のほうが優先順位がそれより上やったんでリング上では言わへんかったけど、本音は、めっちゃやりたいですね。もういっぺん、どうしてもやりたい」

──寝技対策は?

「そんなもん、寝技かけられても関係なくドツキますよ」

 その樋口武大が客席にいたので、金太郎の印象を聞いてみた。

──金太郎戦はご覧になりましたか?

「はい」

──印象は?

「ちゃんと練習してきたんだな、って感じですね」

──彼は樋口さんと再戦したいと言っていますが。

「生意気っすね。潰してやりたいっすね。僕もやりたいですよ。でもこないだ僕、プロの試合でTKO負けしてしまって……。(主催の)リングスさんがそれを許してくれるんであれば、いつでも」

──再戦が実現したらさぞかし盛り上がりそうですね。負ける気はしない?

「僕もあの頃より強くなってるつもりだし、彼よりも経験を積んでるんで、負けないでしょう」

──金太郎選手は「寝技かけられても関係なくドツく」と言っていました。

「じゃあ、僕からも一言。『今度は足折って歩けなくしてやる』と伝えておいてください」

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