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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > AKB総選挙完全予想!その2
【特集】AKB48 27thシングル選抜総選挙

AKB48評論家・本城零次の選抜総選挙直前予想!!(後編) 「光宗薫、小木曽汐莉、松村香織に注目せよ」

本城 ファンの間では上位以上に熱いのはこっち。「最新のAKB48が最高のAKB48」であるために、この層の盛り上がりが重要。さらに、ここから新たな地殻変動が起こり、AKB48の未来が見えてくるはず。

――33位と34位はSKE48・小木曽汐莉、木崎ゆりあの“おぎゆり”姉妹が並ぶと予想。

本城 超小顔の小木曽は自称セクシー担当で、楽屋では下ネタ好きの“シーモネーター”と化すらしい(笑)。チームKII公演でも、エースとして表現力もアップしたので、ネクストガールズのセンターとしてハジケてほしい。34位で一緒に並ぶのが、「猫は卵から生まれる」「ひらがなさえ使えれば生きていける」発言のおバカクイーン・木崎ゆりあ。この2人の百合百合しいぐらい仲の良さは、AKB48グループを新次元に導くはず。

――AKB48のチーム4からは永尾まりやですね。

本城 永尾は、チーム4公演が始まってから、「みんなに幸せを届けたいウインクキラー」というキャッチフレーズを付けて、公演への意識が変わった。特に、「愛しさのdefense」で、ドンデン(劇場の回転扉)から出てきた瞬間「この人誰!?」って思うほど、オーラが違った。確実に自分の殻を一枚破ったはず。彼女を見ていても、キャッチフレーズはファンにアピールするものであり、自分を奮い立たせる言葉なのがよくわかった。ほかの姉妹グループは全員ファンと一緒に盛り上がれるキャッチフレーズがある今、チーム4も、全員キャッチフレーズを作ってキャラを立てることから始めないと、オリジナル公演は当分もらえないな。

――AKB48の中で昨年12月8日のお披露目以来注目なのが、光宗薫ですね。彼女のことはどう分析されてますか?

本城 AKB48は、夢を追う等身大の純朴な少女が成長するプロセスを見せることで、ハイコンテクストな物語性が紡がれてきた。そこにファンが握手会で会話することで自分を投影させ、共感を巻き起こしながらブレイクを成し遂げた。いわば、AKB48は「ユニクロ」のようにお手軽で、毎日着られて、触って選べるリアルクローズ。そこに、突如加入した、高級ブランドのオートクチュールが光宗薫。グループの中にあえて“外敵”を作り、ほかのメンバーを成長促進させるのが役目。そんな中、光宗はドラマ、映画もこなしながら、半年でA6th、K6th、A5thの3公演をこなし、生誕祭で語ったのが「追い風も向かい風もどちらも多い台風のような人生の中、どちらの風も楽しんで、真剣に向き合いたい」という誠実な言葉。本人が望まずとも注目される苦悩をにじませながら、彼女自身が、AKB48に「風を入れよう」という意識がある人なので、真にファンに受け入れられて、選抜に入る日は来ると思う。メンバーの月別写真の人気では、選抜上位3人に匹敵するほどなので、順位はもっと上がるかも。

――フューチャーガールズはどうなると思いますか?

本城 ここは、AKB48グループのブッ飛んだ個性のメンバーが揃う「キャラクター名鑑」になると予想。そのセンターを任せたいのが松村香織。前からメンバーが生主(ニコニコ生放送の放送主)を始めたら絶対面白いと思っていた時に、松村がGoogle+で始めたのが動画コーナー「今夜も1コメダ」。しかも話している内容が、握手会の楽しみ方、推し変について……と『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の名企画「芸人の新ルールを考えよう」のAKB48グループ版(笑)。でも、握手会をいかにファンと一緒に楽しもうとしているかがわかる内容。2年半以上研究生として活動する中、研究生の「会いたかった」公演初日までを追った動画は、本人編集の“プチ『DOCUMENTARY OF SKE48研究生』”と呼んでもいい完成度。SKEの握手会対応がいいのは、メイドカフェ勤務経験のある松村が薫陶を授けたものだと言われていて、SKEへの貢献度は高い。

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