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『5時に夢中!』卒業から1カ月半……“逸見家のドラ息子”逸見太郎はいま

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 東京ローカルのテレビ局・TOKYO MXにて、月曜日~土曜日に生放送中のワイドショー番組『5時に夢中!』(土曜は『5時に夢中!サタデー』)。

 マツコ・デラックス、岡本夏生、中村うさぎ、岩井志麻子、中尾ミエなど日本が誇る個性的なコメンテーターたちが曜日替わりで出演。ニュースや世相を歯に衣着せぬ過激発言で一刀両断する攻めの姿勢が支持され、業界関係者や新宿二丁目界隈の視聴率が高いことでも知られる。

 そんな同番組の“5代目メインMC”を務め、今年3月末で卒業となった逸見太郎。アナウンサー・司会者として生前、絶大な人気を誇った逸見政孝を父に持ち、その裕福な環境から「逸見家のドラ息子」と揶揄されることも多かった彼が、この番組で見せた父親譲りの実直で時におちゃめなMCぶりは好評を博した。

 特異な共演者たちに戸惑いながらも、『5時に夢中!』と真剣に向き合った3年3カ月を振り返ってもらった。

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――卒業に関しては、いまだに真相が気になっている視聴者も多いようで。「西原理恵子氏による番組内での不適切発言が原因では?」といった憶測も出ているようですが。

逸見太郎(以下、逸見) その件とはまったく関係ないですね。あの発言の前から、僕が退くことは決まってましたから。

――卒業直後は、どんな心境でしたか?

逸見 正直、「安堵感」と「やり切った感」がありましたね。意外とすっきりしてました(笑)。

――最終日の放送も、いつもと変わらず淡々と進行されていて、「あ、泣かないんだ」って思いました(笑)。

逸見 事前に制作陣から「泣きの演出をするよ」と言われていて、過去の僕の映像をまとめたVTRを流していただいたんです。でも僕は、とにかく番組最後の視聴者の皆さんへのあいさつを大事にしようと思っていたので、ずっと「時間内できっちり言わなきゃ」ということだけ考えていたような気がします。テレビ的には、もうちょっと芝居したほうがいいのかもしれないですけど、あの番組は“作ること”を嫌う出演者が多い番組ですし……。

――卒業後、番組はご覧になってますか?

逸見 拝見してますよ。当然ですが、ふかわ(りょう)さん(6代目メインMC)は、僕の1年目よりとんでもなくお上手で、「ああ、こうやって返すんだ」とか、感心しながら見てます。僕は俳優として映画などに出たことはあっても、司会業も生放送も『5時に夢中!』が初めてで、1年目なんか本当にひどいものでしたから。

――当初、どんなことに戸惑いましたか?

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