珍バカライター・北村ヂンの【突撃取材野郎!】vol.15
着ぐるみってどうやって作ってるの? 着ぐるみ制作会社に潜入!
2012/05/10 15:00
#サブカルチャー #突撃取材野郎
こんな本格的ダンススタジオが、着ぐるみ工房に併設されているのだ。
――アクターとして立ち上げた会社で、オリジナルの着ぐるみを作るようになったきっかけは?
「当時、デパートの屋上ショーで使われているような着ぐるみって、ものすごくレベルが低かったんですよ。背中のファスナーは丸見えだし、口の穴や首のスキマから中が見えちゃったりとか……。某・夢のランドに、着ぐるみのリサーチをしに行ったら、日本で作られている着ぐるみとは全然レベルが違っていて、ビックリしましたから」
――確かに、あのランドの着ぐるみは相当レベルが高そうですね。
「一方、日本で着ぐるみを作っている会社って『着ぐるみってこんなもんでしょ』という感覚のところばっかりだったんです。だから、着ぐるみを作り始めるにあたっても、従来の着ぐるみ工場ではなく、それぞれの素材を扱っている工場に行って技術を教えてもらいました。そもそも、ダンスみたいな激しい動きができる着ぐるみなんてなかったですし。ウチの着ぐるみはヒップホップ、タップ、ジャズ……それぞれ得意のダンスが設定されていて、その動きを邪魔しないような設計になっています。ダンスに対する理解がない人には絶対作れないと思いますよ」
ゴーゴープロダクションのオリジナル着ぐるみ。
手足の可動性が違うらしいです。
手足の可動性が違うらしいです。
こんな、着ぐるみの粋を超えたダンスパフォーマンスを
やっているそうです。
やっているそうです。
ものすごく小さい人が入ってるように見えるけど、
胴体まで頭部に入ってるんですね。
胴体まで頭部に入ってるんですね。
■オリジナル着ぐるみを制作するには?
――ちなみに、オリジナルの着ぐるみ制作をお願いする場合、いくらくらいかかるんですか?
「大体、50~60万くらいですね」
――思ったよりは……という感じですね。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
03:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由