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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > “釈放後”の瓜田純士を独占取材

「釈放後は全国を旅してます」解き放たれた“元アウトローのカリスマ”瓜田純士を独占取材(後編)

「まあなんにせよ、当分はソロでやっていくつもりです。音楽なのか、本なのか、映画なのか、格闘技なのか、俳優なのか。そういうジャンルにはとらわれない。ソロで、“瓜田純士”をただ生きるってだけ。瓜田純士という名前で生き抜こうと。誰からも一切評価されない人間がゴマンといる中で、こうしてよくも悪くも注目されて、賛否両論あるのはありがたいこと。どうせ長生きしない人生。追われてるうちが華なんでね。追われてる間にいかに何をやれるか。歩くこともアートだし、生きることもアート。遊び方も、酒の飲み方もすべてオリジナルのアートでいこうかなと」

──具体的な戦略は?

「今までは、ちょっとした自己顕示欲や自分の才能を、いちいち小出しにしすぎたかもしれない。今後は、沈黙をいかに保つか、ってことも意識したい。能力を小出しにせず、筆力なり演奏力なり歌唱力なりをじっくり高めてから、ガブッといこうかなと。だからしばらく派手な動きがなくても、心配しないでください。のほほんとした旅日記や詩をブログに書いている間も、確実に牙を研いでますんで。俺は転んでもタダじゃ起きませんよ。必ず巻き返すから。必ずね」

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 そう力強く言い放ち、夜の街に消えた瓜田。最後の言葉だけは「酒に酔っていて覚えていない」とならないことを祈ろう。
(取材・文=岡林敬太/撮影=島田十万)

最終更新:2012/05/09 18:00
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