「留置所ではVIP待遇でした」解き放たれた“元アウトローのカリスマ”瓜田純士を独占取材(前編)
#瓜田純士 #アウトロー
「『あ、どうぞ』と家に入れてから、まず『令状が見えない』と言いました。『目が悪いから見えない』と。それから『煙草を吸わしてくれ』だの『歯が痛いから歯医者を呼べ』だのペラ回しつつ、煙草を5~6本吸って、刑事と世間話をして。心を落ち着かせてから、『車、何で来てんだ?』って聞きました」
──それはなぜですか?
「僕もそれなりに名を売ってきた男だから、やっぱり恥をかきたくない。ちなみに去年パクられたときは、電動オープンのエルグランドだったんですよ。『今日は何の車で来てんだ?』って聞いたら、『瓜田に恥をかかせたくないから、アルファードで来た』と。『じゃあ乗ってやる』と言って、田無署へ行きました」
──瓜田純士クラスともなれば、連行時の車種にもこだわると。
「こだわりますね。ちなみに多くの人が誤解しているようだけど、逮捕報道で流れた僕の映像は、家から出た瞬間じゃないですよ。あれは、田無署から地検に行くときの映像です」
──撮られていることに気付きました?
「いや、全然。遠くから望遠レンズで狙われたので、まったく気付かなかった。サツもカメラの存在を知らなかったらしく、後日『こんな大ごとになるとは思わなかった。本当にすまなかった』と謝ってきました」
──マスコミで大々的に報じられたことは、いつ知った?
「拘留中に、弁護士から聞きました。テレビは民放5社のニュースのほか、『ミヤネ屋』『スッキリ!!』『サンデー・ジャポン』『アッコにおまかせ!』など。紙媒体は東京スポーツの1面や、『FRIDAY』などで報じられたと」
──それを聞いたときの心境は?
「やられたな、と。いろんな意味でね。あと、バンドのデビューライブや小説の出版を控えていたから、いろんな人に迷惑をかけてしまったな、終わったな、とも思いました。それと、一部報道で事実誤認もあったから頭に来た。逮捕歴12回と報じてる媒体があったけど、実際は23回目だし」
──11回足りない(笑)。
「ふざけんな、と。男前キャラに扱ってくれた報道もあったようだけど、それについては、マスコミに対してありがとうというよりも、僕がイケメンですいません、っていう心境ですね」
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