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しかし、裏の面も持ち合わせていた。暴力団と黒い交際だ。昔は「圭、興行の世界はヤクザとの関係は切り離せない。だからといって、歌手を犠牲にはできない。俺が防波堤になるしかないだろ」と言っていた。だが、10年くらい前だろうか、長男を後継者として次期社長にすることを決めた時点で、暴力団との関係を見事に断ち切った。実に勇気ある決断だった。関係を断つことに伴う暴力団絡みのトラブルもあっただろうが、長良会長はブレなかった。
長良会長には、まだまだ教わることがたくさんあったにも変わらず、突然の死。今は気持ちの整理がつかない。大好きだったハワイで死んだことがせめてもの救いだと、自分に言い聞かせるのが精一杯だ。
長良会長の愛息であり、長良プロダクションの社長でもある神林義弘さんには、会長の意思を次いで“演歌の火”を消すことなく守り続け欲しい。改めて、合掌!
(文=本多圭)