その男、スタイリッシュにつき――『デビル メイ クライ HDコレクション』が熱い!
全世界でシリーズ累計販売本数1,000万本以上。“スタイリッシュアクション”というジャンルを確率した『デビル メイ クライ』シリーズの最新作『デビル メイ クライ HDコレクション』(PlayStation(R)3、Xbox 360(R))が発売となった。
2001年のシリーズ初作品『デビル メイ クライ』(PS2)の登場は、洋画のようなクールな世界観と、爽快過ぎる操作性で、多くの人々をたちまちとりこに。その人気は、ゲームのみならず、小説、コミック、アニメ、パチスロにまで広がりを見せるほど。
新作『デビル メイ クライ HDコレクション』は、『デビル メイ クライ』『デビル メイ クライ 2』『デビル メイ クライ 3 Special Edition』といった過去の3作品を、この1本で遊べちゃう超お買い得版。しかもHD高画質により鮮明なグラフィックで蘇る。
同シリーズのキモといえば、何といってもミッションをクリアするごとに評価される「スタイリッシュランク」。敵への攻撃や回避、挑発により得られる「スタイリッシュポイント」で、いかにスタイリッシュに行動できたかどうかがランク付けされる。
「こんなモッサリした僕にも、スタイリッシュにプレイできるだろうか……」、嬉しいことにこのゲームにおいてその心配はない。簡単な操作で、主人公が予想だにしないほどカッコ良い働きをしてくれるため、スタイリッシュポイントは溜まっていく。
しかも、“伝説の魔剣士の血を引く”主人公のダンテは、もうその見てくれからしてスタイリッシュ。イケメンで、髪の毛サラサラな上に、戦闘時は化け物に向かって「マジな遊びをしようぜ!」「楽しいパーティーになりそうだ」などといったクールなセリフを、嫌味なくサラリと言い放つ(しかも英語で)。
また『デビル メイ クライ 3 Special Edition』におけるダンテのコスチュームは、上半身裸にロングコート(で、前閉めない)。普通の人がやったら、すぐさま防犯ブザーを鳴らされそうな出で立ちだが、胸板の厚いダンテが着れば、ほら、スタイリッシュ。
まあとにかく、過去に同シリーズをプレイしたことがある人は、よりキレイな画質で「確かこの敵は、背中に乗って攻撃するといいんだったよなあ……あ、やられた」などと記憶を辿りつつ遊ぶもよし。未経験の人は、この機会に伝説的アクションゲームをやり込むもよし。デビルトリガーや剣、二丁拳銃で華麗なコンボを繋げていく爽快感は、ほかのゲームではちょっと味わえない感覚だ。
(文=林タモツ)
●Devil May Cry シリーズ公式サイト
http://www.capcom.co.jp/devilmaycry/
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事