本性は気弱で甘ったれ!? 紳助独占インタビューを裏読み!
#雑誌 #出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
壱番屋のカレーは私も好きでよく行く。創業者の話を読んで、また行きたくなってきた。
こうした宗次の対極にあるのが、徳島の「タカガワグループ」創業者の高川晶だ。
学校法人やゴルフ場、医療・介護施設と幅広く事業を展開している。本人がこう語る。
「トップには『この人じゃないと任せられない』と思わせる圧倒的なオーラが必要です。そのためには人間の本能の部分でも憧れの存在であるべき。大企業の経営者でも服にこだわらない方もいますが、私はそうは思わない。腕時計でも車でも、少なくとも社員よりリッチでなければならない」
彼は南フランスの城を模したゲストハウスを持つ。年収約1億5,000万円だから、勝手におやんなさい。私のような由緒正しい貧乏人は、ついそう思ってしまうのだ。
そのほかにも、29歳の時に事業で騙され、4,000万円の借金を抱えてアメリカに飛んだのが縁で知ったインディアンが身につけていたターコイズブルーに魅せられ、ビジネスへとつなげた九州・福岡の「STONE MARKET」社長の中村泰二郎。長崎には「ジャパネットたかた」の創業者・高田明。熊本には「再春館製薬所」会長の西川通子がいる。
こうした「金持ち」を見て、今の若者はどういう思いを抱くのだろうか。俺も今にと思うのか、世界が違うと諦めてしまうのか。聞いてみたいものだ。
第2位には、雑誌が輝いていた頃に、山口百恵やアグネス・ラムなどのアイドルを登場させて一世を風靡した「GORO」(小学館)を、グラビアと坪内祐三の文章で特集したポストを挙げたい。
現代には、袋とじ「女性器の最新研究」がある。「警告!人前では絶対に開かないでください」(私がヘアヌード・グラビアをやっていたとき、よくこの文句を使った)とあるが、中身はさほどのことはない。
ポストのカラーグラビアに登場するのは、若き日の宮沢りえ、西田ひかる、浅野ゆう子、浅野温子、森下愛、手塚理美、川島なお美、石田ひかり、紺野美沙子などなど。
袋とじでは、小池一夫と叶精作の伝説劇画『実験人形ダミー・オスカー』を復刻している。といってもほんのさわりだけであるが。
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