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「そんな偉そうなことを言える立場でもないんですが……そもそもウチも、こんなことやっても売り上げにつながっているのかどうか分からないですからね。ただ本当に今、町のCD屋さんというのは切羽詰まっている状況だと思うんですよ。どうせダメになるんだったら、開き直って好きなことをやっちゃおうという感じでやってるだけです。開き直ってやれるだけやって、みなさんの記憶に残ってもらえればいいんじゃないですかね」
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小規模な町のCD屋さんであることを逆手に取って、大手が絶対にマネできない方法でお店を盛り上げていっている足立店長。小売店を取り巻く状況がますます厳しくなっていくであろうこれからの時代、マーケティングや営業戦略なんて関係なく、まずは「○○が好き!」という情熱オンリーで突っ走る、こんな姿勢こそが、町のCD屋さんの生き残る道なのかもしれない。
(取材・文=北村ヂン)