扱いは場の空気次第!? オセロ中島騒動はいつから“ネタOK”になったのか
#中島知子 #オセロ
この冬、世間の大きな注目を集めた、オセロ中島知子と同居していた占い師をめぐる一連の騒動。
連日ワイドショーや週刊誌で大きく取り上げられていたが、中島の“奪還”をもって、とりあえず報道も収束した感がある。
すると、今度はバラエティや情報番組で、「占い師」や「霊能力者」などといった、明らかにこの一件をネタにしたキーワードを用いて、「霊能力は信じるほうですか?」「家賃の滞納なんかはされていませんよね?」などといった調子に、場をいじる場面をちょくちょく見かけるようになってきた。
話を振られた側は、「デリケートな話題、やめてくださいよ!」と返したり、周りから笑いが起こったりしているわけだが、いつの間にかテレビ界では、すっかり笑いにしてもいい一件になっているよう。
中島の安否すらいまひとつ明らかでなかった時期には、こんないじり方はありえなかったが、このような騒動は、どの段階で笑いにしても許されるのだろうか? 人気番組を手がける放送作家は言う。
「まずは場の空気、ということになってしまうのですが、現場で誰か大御所の人がネタにしてくれると、大丈夫な空気になることが多いですね。中島さんをめぐる騒動に関しては、“奪還”前は、現場でもまったく触れられる空気ではなかったですからね」
中島の無事が確認され、事件性も薄そうだということがわかり、ネタにしてもいい空気になったということだ。
「もちろん、誰かが亡くなったり、別の誰かに大きな迷惑をかけてしまうような場合は、ネタにするわけにはいかないですね。たとえば、覚せい剤取締法違反で捕まった酒井法子の件は、“逃亡”など、ネタにできますが、押尾学受刑者の場合には人が亡くなっていますから、無理ですよね。そういう線引きは、ある程度ありますね」(同)
また、今回の件に関しては、当の占い師そのものに、いじりたくなる要素が満載だった。
「占い師の家族も含めて、毎日紙袋持って現れたり、ネタにしたくなる雰囲気でしたからね。そのキャラクター性の強さに加えて、“マインドコントロール”や“霊能力”などのキーワードも満載でしたから、早くネタにしたかった人も多かったんじゃないでしょうか」(同)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事