「中居くんカワユス!」刑事モノだらけの春ドラマを徹底検証(前編)
#ドラマ
「テレビ見る時間なんて、ない!」。多忙を極めるあなたのために連ドラの初回の様子を紹介していく、大好評の連ドラ初回レビュー。今回は「春ドラマ~前編~」と題し、4月2日~4月14日にスタートした各局の連続ドラマから、注目の作品をおさらい!
■トップは堀北真希主演の、あの先生!
4月14日までに初回を放送した連ドラの平均視聴率上位は、以下のとおり(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。
1位『梅ちゃん先生』(NHK総合)20.5%
2位『ATARU』(TBS系)19.9%
3位『三毛猫ホームズの推理』(日本テレビ系)15.9%
4位『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(フジテレビ系)14.2%
5位『新・おみやさん』(テレビ朝日系)14.1%
6位以降は、長澤まさみが都市伝説オタクの刑事を演じる『都市伝説の女』(テレビ朝日系)10.3%、シリーズ5作目となる佐々木蔵之介主演の刑事ドラマ『ハンチョウ~警視庁安積班~』(TBS系)10.2%、天海祐希がママさん合唱団を立て直そうと奮闘する『カエルの王女さま』(フジテレビ系)9.0%と続く。
トップの連続テレビ小説『梅ちゃん先生』は、堀北真希演じる“梅子”が町医者となり、第二次世界大戦後の激動の中を生き抜く物語。初回では、日本の敗戦日が描かれた。多くのキャラクターが明るくさっぱりとした性格のため、背景は重いものの朝には見やすい印象だ。堀北や、梅子の幼なじみ役の若手俳優・松坂桃李がガリガリに痩せており、戦後の体脂肪率のリアリティーを感じる。
■「中居くんカワユス!」の声多数!
2位の『ATARU』は、中居正広がサヴァン症候群で優れた洞察力や記憶力を持つ謎の男を演じ、栗山千明演じる刑事に殺人事件解決のヒントを次々と与える一話完結モノ。
中居は、実際に自閉症の人と会って役作りしたといい、限りなく純粋な主人公を熱演。ネットカフェを全裸で歩き回るシーンや、「カレースープください、カレースープください……」と連呼するシーンなどは、ネット上が「中居くんカワユス」のコメントで埋まった。
また、劇中に登場する架空の海外ドラマ番組『シンクロナイズドスイミング刑事~シーズン7~』に対し、「超笑った!」「本編はハマれないけど、こっちが見たい!」との意見も多く、制作側も話題性を狙っているようで、公式サイト(http://www.tbs.co.jp/ATARU/special/swimdeka/)まで作られている。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事