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マイナス12度でMV撮影!? 

『モーパイ』イメージソングで歌手デビューを果たす小松未可子を直撃!

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 テレビアニメ『モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)』(原作『ミニスカ宇宙海賊』/笹本祐一・著、朝日ノベルズ刊)のヒロイン加藤茉莉香役も好評の小松未可子が、4月25日に発売されるシングル「Black Holy」(作詞:只野菜摘/作曲・編曲:nishi-ken、キングレコード)で、歌手デビューする。

 ドラマ、舞台を中心に活動していた小松。2010年からは声優業に進出し、男の子役や凛々しい女の子役に定評があるが、そうした役柄がハマるのも発声のよさの表れといえる。レコーディングの際、「声が音にノリやすい」「よく通る」と評価されたのもうなずける美声を生かし、この度ついに歌手の世界に飛び込むことになったわけだ。

 その歌声をどう操り、録音に臨んだのか。3月某日、都内で行われた会見で、小松がCDデビューを控えた今の心境などを語ってくれた。

「レコーディングも初めてで、まったく様子がわからなかったんですよ。それで、2~3時間カラオケでウォームアップしてから、デモや音源を聴きつつ現場に入りました。慣れもあったのかもしれませんが、テイクを重ねるごとにうまく歌えるようになった気がします」

 本人によれば、何時間歌っても平気だという。相当丈夫な喉を持っていることは間違いない。

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 「Black Holy」初回限定盤付属のDVDにも収録されているミュージックビデオのフルver.は2月の頭に撮影された。

「もう、冬を甘くみていました。薄着で行ったんですけど寒くて……。現場は山梨の山奥で、陽の落ちた時間から撮り始め、気温がマイナス11度、12度まで下がったんですよ。白い息が出ないように氷を口に含んでいたんですけど、あとでMVを見たら白い息が出ていましたね(笑)。でも、カメラがまわると震えが止まりましたし、気温が低く、空気も澄んでいたこともあって、星空も美しく神秘的に撮れ、いい映像になったと思います」

 「Black Holy」は『モーレツ宇宙海賊』のイメージソング&ゲストED。第9話「華麗なる船出」で初めてゲストEDとして使用されたが、実際にオンエアを見たときの喜びは大きかったようだ。

「それまで歌手デビューするという実感が湧かずにいたんですが、エンドロールの楽曲クレジットに自分の名前が刻まれているのを見て、初めて自分にとっての新しいスタートが始まるんだな、と実感しました。鳥肌が立ちましたね」

 オンエア当時、Twitter上では本人の生実況PostにファンのRTやリプライが交錯し、ダイレクトに熱い反応を感じることができた。そのこともあり、いま小松は「せっかく歌う機会をいただいたので、ライブを開催してみなさんの前で歌いたい。それに自分でできることはとことんやってみたいので、詞を書きたいですね」と、“歌手・小松未可子”という新しい発見に燃えているようだ。

 ストーリーは佳境にさしかかり、原作とは異なるまさかの展開をするという『モーレツ宇宙海賊』。カップリング曲の「透明な夜空~瞬く星に包まれて~」(作詞・作曲・編曲:sin)がゲストEDで流れた第13話はストーリーの分岐点かも!?

 ドラマ性への評価が高い『モーレツ宇宙海賊』とともにどのようなブレイクを果たすのか、アーティストとしての小松未可子に注目が集まっている。

●小松未可子のコメント
「4月25日にデビューシングル『Black Holy』をリリースさせていただくことになりました。この作品はいま放送中の『モーレツ宇宙海賊』というアニメのイメージソング&ゲストEDにもなっているんですが、曲を聴いていただき、さらにアニメも見てもらえたら、世界観をよりいっそう楽しんでもらえると思います。ぜひみなさん、応援よろしくお願いいたします」
(取材・文=後藤勝)

Black Holy(初回限定盤)(DVD付)

よろしくね!

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最終更新:2013/09/19 18:50
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