『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』オールナイト上映会を“めっちゃ”レポート!
#アニメ #声優
4月4日から放送が始まる、人気ライトノベル『これはゾンビですか?』(木村心一、富士見ファンタジア文庫)のアニメ化第2弾作品『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』。
昨今のゾンビブームの中でも異臭……もとい、異彩を放つこの作品を、放送前に6話まで先行上映してしまうという、脅威のオールナイトイベント「『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』 宇宙最速!めっちゃ6話までダンシンオールナイト!」が3月9日、角川シネマ新宿にて開催された。
あいにくの大雨に見舞われたものの、会場にはおよそ300人の熱い『これゾン』ファンが大集合。上映前には、“仮面P”こと蜂屋誠一プロデューサーを司会に、ヒロイン・ハルナ役の野水伊織、ユー役の月宮みどり、サラス役の合田彩、アンダーソン(下村)役の瀧澤樹ら本作に出演する声優陣によるトークショーが行われた。本作では声優として参加している芸人のイッキ(元・東京タイツ)も途中から加わり、会場の空気は一気にヒートアップしていった。
上映会は、『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』の前に、アニメ第一期『これはゾンビですか?』の1話、12話(最終話)の「絶叫上映」からスタート。
「絶叫上映」とは、作品の上映中にスクリーンに向けて感想を叫んだり、ツッコミを入れたりする特殊な上映形態のこと。近年、劇場アニメの本数が増える中、新たな楽しみ方として発見されてきた。今回の上映でも、「かわいいよー!」といった歓声を上げたり、劇中のライブシーンに合わせてサイリウムを振ったりと、客席は盛り上がりを見せた。
その後の『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』先行上映は通常の上映形態で、2話ごとに15分の休憩を挟みつつ上映していく流れ。安定したクオリティでテンポの良いフィルムに、客席からはたびたび大きな笑い声が起こった。
4話と5話の間には、シリーズ構成の上江洲誠、脚本を担当する森田繁、待田堂子、関根聡子、原作者の木村心一が登壇。上江洲の乾杯の音頭からトークショーへ。
「(続編が決まったときの率直な感想は)しんどいなー、と思った(笑)。パート1が本当に全力で、続編のことなんか考えずにシリーズ構成をして最終回まで書ききったので」(上江洲)
「(続編が決まって)(声優の)金元(寿子)さんにまた会えると思った」
「原作のセリフはじぇ~んじぇん使ってくれへん……それが正しいとは思ってるけども」
「最近清水愛さんの声がエロい」(木村)
……などなど、終始息のあったやりとりで、ぶっちゃけ発言が次々と飛び出し、会場は爆笑の渦に巻き込まれた。
最後には、サプライズ的に『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』第0話の上映もあり、お客さんも大満足の内容でイベントは締めくくられた。今後も、9月23日にディファ有明でメインキャスト総登場のビッグイベント 「『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』 めっちゃフェスティボー!」の開催が決定しているほか、『これゾン』のイベント攻勢はまだまだ続きそうだ。本編とイベントあわせて、今年は大いに『これゾン』の世界を堪能してほしい!
(取材・文=前田久)
●『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』
<http://kadokawa-anime.jp/zombie/>
5月25日発売。
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