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明石家さんま、ダウンタウン、とんねるず……大御所たちが続々とライブ回帰のワケは!?

tonnnels0319.jpgとんねるずのみなさんのおかげでした 博士と助手 細かすぎて伝わらないモノマネ選手権 Season2 Vol.1 「デオデオデオデオ」

 先日、吉本興業からあるライブイベントに関する発表があった。4月8日に行われる「吉本興業創業100周年初日公演(4回目)」にて、明石家さんま、ダウンタウンの出演が決定したというのだ。

 さんまは月亭八方、間寛平、村上ショージ、ジミー大西、今田耕司らとともに、かつての人気番組『さんまの駐在さん』(朝日放送)を復活させるという。一方のダウンタウンは「ポケットミュージカルス」と題された企画で今田耕司、130R、東野幸治、木村祐一らと共演する。この公演は、大阪・なんばグランド花月のリニューアルオープンを記念して開催されるもの。吉本の二大看板を張る両者が、久しぶりに吉本の舞台に上がることになった。

 さんまとダウンタウンはいずれも、若い頃にテレビに出演して人気が出てきてからは、吉本の劇場に出る機会がなくなっていた。例えば、2007年から10年にかけて行われた吉本芸人が総出演するお笑いフェスティバル「LIVE STAND」にも、彼らは一度も出演していない。いわゆる吉本の“公式行事”のようなものには、さんまとダウンタウンは姿を現さないというのが慣例のようになっていた。だからこそ、今回のような事務所主導の企画で彼らが吉本の舞台に上がるというのは本当に珍しいことだ。

 さんまは、テレビの仕事の合間を縫って、自らがプロデュースする舞台を1992年からほぼ毎年行っている。一方のダウンタウンは、東京に進出してからはその種のライブ活動もほとんど行っていない。ダウンタウンのファンにとっては、今回の公演はまたとない貴重な機会となるはずだ。

 また、3月15日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)では、とんねるずの木梨憲武の口から衝撃的な発言が飛び出した。番組内では、3月8日から10日にかけて東京・日本橋三井ホール行われた木梨のソロイベント「NORITAKE GUIDE 5.0」の模様が放送されていた。そこで最終日にサプライズゲストとして登場したのは、相方の石橋貴明だった。2人でヒット曲「一番偉い人へ」を歌い終えた後、木梨は「来年あたり、とんねるずで(ライブを)やりますか」とライブ開催を高らかに宣言した。さらに、木梨は自身のブログでも「あきとんねるずらいぶあるかも、ありがとう」という意味深なコメントを残した。来年ではなく今年の秋にとんねるずのライブが行われるのだろうか? かつては歌手として全国を回りながら、苗場プリンスホテルで毎年コントライブを行っていたこともあるとんねるず。彼らもここへ来て改めてライブ活動に興味を示しているのだ。

 明石家さんま、ダウンタウン、そしてとんねるず……。大御所芸人たちのライブ回帰は何を意味するのか? それは恐らく、芸人として節目を迎えた彼らが「第二の芸人人生」を模索するための試みのひとつだ。さんまとダウンタウンが所属する吉本興業は今年で創業100周年。また、ダウンタウンは結成30周年の節目の年でもある。一方のとんねるずはこの3月に木梨が誕生日を迎えて、2人ともちょうど50歳になった。キャリアを重ねてそれなりの地位を築いた今だからこそ、テレビだけではなくライブでも自分たちのパフォーマンスを見せたいという意識が高まっているのだろう。

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