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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」Vol.144

「これが報道?」大手プロに完全に私物化された『モーニングバード!』の惨状

moningbird00.jpgテレビ朝日『情報満載ライブショー
モーニングバード!』

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 先日、久しぶりに某民放のワイドショーデスクと食事する機会があった。3~5%台と視聴率低迷が続くテレビ朝日系の『情報満載ライブショー モーニングバード!』が、芸能界の実力者といわれる大手プロに私物化されているということを聞かされて、唖然とした。

 メイン司会の羽鳥慎一のバックに、あの実力者がいることは今さら言うまでもないが、コメンテーターの中にも、この大手プロの息がかかった者が確かにいる。実力者傘下のタレントのみならず、実力者と昵懇の某出版社社長の部下や、その社長の弟分と言っていい元スポーツ選手など。もし、この大手プロ関係のタレントのスキャンダルがあったとしたら、情報操作されかねない危険な状況になっていると言わざるを得ない。

 こんな状況は今に始まったことではないが、ドラマやバラエティ番組だけでなく、一応は「報道」の看板を掲げているワイドショーまで、大手プロに私物化されてしまうなんて、情けない話だ。そんな話の延長線上で『モーニングバード!』のサブ司会を務める赤江珠緒の”9月降板説”をデスクから入手した。

 このデスクは、「赤江は羽鳥と”犬猿の仲”ですからね。赤江が4月から始めるTBSのラジオ番組の聴取率がよければ、9月にも『モーニングバード!』を降板するかもしれませんよ」と言う。

 小島慶子がパーソナリティーを務めるTBSの人気ラジオ番組『キラ☆キラ』が、3月いっぱいで終了。小島が降板を申し入れたことが原因とされているが、その理由については、小島がギャラダウンに反発したというものに加えて、TBSの上層部からの「”おやじ層”のリスナーを取り込むために、スケベ話を強化したい」という要望を、育ちざかりの2人の子どもを持つ小島が拒絶したからとも言われている。替わって同時間帯は、4月から赤江がパーソナリティーを務める『たまむすび』がスタートする。

 赤江はもともとは大阪の朝日放送の女子アナだったが、転勤扱いで2003年にテレ朝の『スーパーモーニング』の司会者に抜擢。前任の徳永有美が、内村光良との不倫スキャンダルで降板させられたための”ピンチヒッター”だった。その後、朝日放送を退社。フリーになってからも、その安定感を見込まれて『スーパーモーニング』の司会を務めたが、同番組は視聴率が悪く、昨年、テレ朝は日本テレビを退社してフリーになった羽鳥をメイン司会に起用して、『モーニングバード!』に衣替えをした。

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