トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 「売名に、視聴率アップに!」とことん利用されるオセロ中島の”洗脳”騒動

「売名に、視聴率アップに!」とことん利用されるオセロ中島の”洗脳”騒動

osero0226.jpg松竹HPより

 オセロ・中島知子の洗脳騒動が拡大している。「中島を取り上げただけで視聴率が3%ぐらい上がる」と情報番組のディレクターが言えば、「表紙に中島の文字を入れるだけで売り上げが上がった」と夕刊紙記者。自称占い師の女性と住んでいる東京・渋谷区のマンション前は随時、記者が10数名張り込んでいる状態で、その占い師の親族と見られる人物が出入りするや一斉にマイクが向けられている。

「狙いは中島本人か占い師。写真だけでも押さえられたらトップで報じられる」(スポーツ紙記者)

 各イベントでは出演タレントに中島についての質問がされ、これに答えれば記事の扱いが大きくなるとあって、タレント側も便乗した発言が相次いでいる。

「ある女性漫画家からは、自ら”中島のことを話させて”と打診があったほど」(雑誌編集者)

 また、麻布の高級カラオケ店をはじめ中島が常連客だったという店も次々に報道陣の取材を歓迎するようになり「店名が表に出るならぜひ」とペラペラと客の情報を話す店員も増えている。

 先日はリサイクル業者がマンションから派手な家具類を持ち出すと、確かめもせず「中島の家のものじゃないか」という声が上がり、金銭苦による家財道具処分だという報道もあったり、まったく別の女性を中島宅の占い師だと混同して伝える媒体まで出てきている。

 テレビ各局の取材攻勢も表向き”洗脳された中島を救済したい”という大義名分を打ち出して野次馬根性を隠しているが、その裏では大金をチラつかせて独占インタビューの争奪戦が始まっている。

 ある民放局のプロデューサーは「金に困っているのは確かでしょうから、中島さんと親しかった女性芸人にも謝礼を出すからと連絡を試みてもらっています」と語り、別の局のチーフディレクターは「中島さんの親族を通じて交渉中で、おそらくウチの出演料が一番高額」と対抗心を燃やす。

 しかし、中島と2月中旬にも連絡が取れたと話す友人女性からは「洗脳されたという報道に彼女は不快感を示しているので、現時点ではインタビューに応じるような感じはしない」と否定的だ。

 この友人女性自身、中島が洗脳されたとは思っておらず「報道されていることにウソも多い。本人に会ってもいない政治家が洗脳されたとテレビでペラペラ喋りだしたことの影響も大きくて、そんな風に言われたらトモちゃん(中島)が何を言っても”マインドコントロールされているから”と言われてしまう。どっちが人を洗脳しているんだって思う」と憤っている。

 政治家とは統一教会やオウム事件に詳しい有田芳生参議院議員のことだと思われるが、いずれにせよ家賃滞納で訴えられている中島の強制退去の執行日は3月末で、それまでこの過熱報道は収まりそうもない。
(文=鈴木雅久)

松嶋裁判

相方も心配中。

amazon_associate_logo.jpg

最終更新:2018/12/07 18:11
ページ上部へ戻る

配給映画