「ミポリン議員誕生!?」女優・中山美穂に政界のキーマンが出馬オファーの動き
#選挙 #中山美穂
女優・中山美穂が政界転出か――? ある野党議員が、中山に出馬オファーをしたいと漏らしている。
「あの震災から数カ月後、知人の結婚式で会ったのがきっかけで話をしたら日本の政治にガッカリしていると言っていました。まさか政治に興味があるとは思わなかったのでビックリしましたね。もし彼女にその気があるなら、ぜひ出馬をお願いしたいと思っています」
この議員は知名度こそ高くないが、石原慎太郎東京都知事らが構想中の新党への合流を見据えて複数の議員と動いている政界のキーマン。中山を獲得できれば、それを手土産に所属を離れて石原新党に入りたいと目論んでいるようだ。
中山がここのところ政治への興味を強めているのは、彼女が名前を隠して運営している匿名Twitterからもうかがえる。
昨年12月16日に野田首相が原発事故の収束宣言をした際は「あまりの滅茶苦茶宣言に 疑問 怒り 失笑 落胆 再び怒り のループで笑顔を忘れてた」と激怒。特に原発への関心が高いようで「それでもやはり原発を売り込むのですか?」と脱原発の姿勢を見せており、昨年12月に渋谷で行われた脱原発の署名にも参加。
「署名やデモはこの国において意味があるのか疑問があるけれど、可能性を感じるものは参加してきました」「いくつかの署名を持って立ち向かいそれが却下された時、私たちには次なる道があるんだろうか」(Twitterより)
また「こっそりと、民意を無視する法案提出。しっかりと、見えるところでやっていただきたいけれど。努力して身を削って頑張っている人任せの空気、切ない。自分も含めて」と、いても立ってもいられないような発言も散見される。
中山は震災直後に被災地応援ソングとして10年ぶりの新曲を発表。以来、被災地を訪問して絵本を寄付するなどの活動も続けている。曲も絵本も夫の辻仁成が制作に携わったもので、もし中山が出馬に前向きとなっても夫に理解はしてもらえそうだ。
ただ、政治記者からは「もし出馬しても、決して大きな支持が得られるとは思えない」という厳しい声もある。
「震災に同情しても彼女はしょせん、海外在住。それも原発大国のフランスにいるわけですから、脱原発なんて言葉だけになってしまう。パリで優雅に子育てをしている姿に主婦層から共感を得られることもなさそう。石原は原発推進派なので新党にも合わない」(同記者)
ミポリン出馬となれば大きな話題となるだろうが、見通しは決して甘くはなさそうだ。政治への興味はTwitterにとどめておくのが無難か。
(文=鈴木雅久)
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