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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」Vol.139

「酒癖が悪すぎる!」”新スキャンダル王”内野聖陽をスターダストは守れるか

rinjouchino.jpg『臨場 続章 BOX』

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 人気俳優の内野聖陽が昨年末に文学座から独立して、個人事務所を設立。大手芸能プロのスターダストプロモーションにマネジメント委託する業務提携を結んだが、これは”スキャンダル対策”といわれている。だが、スターダストが内野の酒癖の悪さから起こすであろうスキャンダルをフォローしきれるのか、甚だ疑問だ。

 文学座に所属していた内野は、NHK大河ドラマ『風林火山』(2007)の主演で脚光を浴びて、その後、主演したテレビ朝日系の警察ドラマ『臨場』(09)が高視聴率をマークしたことで第2弾が制作され、同局の『相棒』に次ぐ、シリーズ化が期待された。私生活では、06年に元宝塚女優の一路真輝と結婚。一児を儲けたが、10年の2月に別居。原因は、家の中での子どもの声がうるさくて、芝居のセリフを覚えられないという身勝手なものだった。

 その年の9月に人妻不倫&飲酒運転疑惑を「フライデー」(講談社)に報じられた。ところが、内野が飲酒疑惑を否定したことから、「フライデー」が意地になって、証拠写真を掲載したために、内野は謹慎に追い込まれた。

 さらに、内野の主演している『臨場』のスポンサーが日産自動車だったために『臨場』の第3シリーズは放送延期に追い込まれてしまった。ファンを失望させ、同作品の共演者を路頭に迷わせたこともあって、内野も当分の間、禁酒すると思われたが、昨年7月に、今度は無灯火の自転車飲酒疑惑を「フライデー」されてしまったのだ。しかも、自転車でフラフラと蛇行していた直前には、携帯をタクシーに忘れて、運転手に注意されながらも、それに気がつかないほど泥酔していたという。

 そんな内野に一路も愛想を尽かしたのか、昨年8月には離婚届を提出した。その後、情報によれば、今年の正月に放送されたテレビ東京の正月ドラマ『忠臣蔵 その義その愛』で共演した常盤貴子に誘われて、常盤の所属するスターダストと業務提携を結んだという。

 スターダストは、過去に常盤と松雪泰子が日産のCMに出ていた関係で同社とは親しく、スターダストを通じて、内野が日産に謝罪。これにより、ドラマ『臨場』シリーズの再開、映画化も決定した。そんな内野にとって、当面の敵はスキャンダルだろう。晴れて独身となった内野が、ハメを外さないとは限らない。

 かつて、渡辺謙が所属していた劇団「円」から、スキャンダル対策のために大手芸能プロのケイダッシュに移籍したことがあった。ところが移籍した途端に、妻だったY子さんの借金トラブルが発覚。その後、別居を経て、泥沼離婚裁判に発展したが、ケイダッシュもマスコミ報道には無策で手をこまねくだけだった。

 スターダストは、ケイダッシュよりはマスコミ操作には長けている。筆者も、同プロがもみ消してきた男女トラブルを間近で見てきた。だが一方で、沢尻エリカや高岡蒼佑の例でもわかる通り、テレビ局やスポンサーなどまで敵に回すような、かばい切れないハメの外し方をすると、容赦なくクビを斬るシリアスさを持っている。スターダストと手を結んだからといって、消して安穏とはしていられないし、そもそもまともなマスコミは大手芸能プロの圧力には屈しないということを肝に銘じ、内野には役者業で精進してもらいたいものだ。
(文=本多圭)

臨場 続章 BOX

ドラマもプライベートも大変。

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最終更新:2013/09/09 17:54
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