「空前の人気のはずが……」チャン・グンソク主演映画『きみはペット』初週6位の現実
#チャン・グンソク #韓流
23日に発表された21~22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で、チャン・グンソク主演の『きみはペット』が第6位であることが分かった。日本で”空前”とされる韓流ブームの代名詞的存在の成績として、この順位をどう見るか微妙なところだ。
「92スクリーンで初週の2日間の興行収入が6,800万円というのは、客観的に見れば決して上々とはいえないまでも、そこそこの成績です。しかし、日本でその大人気ぶりが喧伝されている韓流スターの主演映画であることを考えれば、明らかに期待はずれといえるでしょうね」(映画雑誌編集者)
確かに歌手としてオリコン1位を獲得したり、アリーナツアーのチケットを瞬時にソールドアウトしたりするなど、連日のようにワイドショーや芸能誌などを賑わしている人気者としては物足りない数字であることは間違いない。しかも、その人気も怪しいところで、日刊サイゾーが過去に報じたように、チャン・グンソクが来日した際の羽田空港での出迎えに1人2,000円で”サクラ”を雇って集めたことも確認されている(※記事参照)。メディアによる韓流ブームのゴリ押しも、興行成績という”純然たる数字”の前にもろくも崩れ去った格好だ。
映画『きみはペット』は日本のコミックが原作で、日本では2003年に小雪と嵐の松本潤主演でドラマ化(TBS系)されたことがある。グンソクの主演作は韓国では昨年公開されたが、やはり興行成績は振るわなかったという。
「韓国では初週の週末における観客動員は19万6,755人で、興行成績も4位と伸び悩みました。グンソクが韓国では日本ほど人気のないことはよく指摘されることですが、それ以前の問題として映画の内容そのものが不評だったようです。というのも、同作では女性が”ご主人さま”、男性が”犬”という主人とペットのような関係が描かれていますが、これが韓国人の国民性に合わなかった。この映画に憤った男性グループが上映差し止めの仮処分をソウル中央地裁に申請したことがあったほど」(同編集者)
何やらいわくつきの映画は現在が公開2週目だが、公開を待ちかねたファンが押し寄せる初週に韓流ブームのゴリ押しでさんざん下駄を履かせてもらったあげくの6位という微妙な順位だっただけに、2週目以降に興行成績が伸びることは考えにくい。作られた韓流ブームのほころびが表面化するのも時間の問題か。
(文=牧隆文)
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このレベルってことね。
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