アラフォーはちょっとツラい!? 「とってもジューシー(牛脂)な格安すき焼き 」
#料理 #男のダジャレレシピ
料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。
父 「ただいまー。今日の夕飯はすき焼きだよー」
母 「やったー! お肉だー!」
母 「でも、すき焼きっていっても、鶏肉とか豚肉なんでしょ?」
父 「今日はすごいぞ。なんと高級和牛100%! 今作るから待っていろ。まずは牛脂を溶かして……」
母 「あなた、ずいぶん牛脂を入れるわね」
父 「ん? これでいいんだよ。牛脂に火が通って脂がたっぷりとにじんできたら、そこに割り下と具を入れて完成だ」
母 「ちょっとちょっと! 肝心のお肉はどうしたの?」
父 「入ってるだろ、高級和牛の脂肪100%が。まずは、脂がたっぷり溶けた割り下で煮た野菜や豆腐を食べて、最後に味の染みた牛脂を食べるんだ」
母 「えー。牛脂を食べるのー」
父 「いいから。はい、あーん」
母 「あーん。もぐもぐ。あら、柔らかくておいしいじゃない!」
父 「どんな味かと聞かれたら、牛脂だけに……」
父&母 「とっても牛脂ー!(ジューシー)!」
母 「でも、若いころならいくらでも食べられたかもしれないけれど、この歳じゃそんなに食べられないわ」
父 「あはは。ちゃんと普通の肉も用意しているよ」
母 「いやーん。うれしー。抱きついちゃう!」
父&母「牛だけに、牛(ギュー)!」
■材料
・牛脂 たっぷり
・割り下(水 300cc、醤油 100cc、酒・みりん・砂糖 各50cc)
・ネギ、春菊、しいたけ、焼き豆腐、シラタキなど
・生卵
■作り方
1、鉄鍋で薄切りにした牛脂をしっかりと焼く。
2、牛脂に火が通って脂がたっぷりとにじんできたら、割り下を注ぎ、具を入れて煮る。
3、煮えた具から、お好みで溶き卵を絡めながらどんどんと食べ、最後に味のしっかりと染みた牛脂をいただく。
■玉置メモ
・牛脂はお肉屋さんで買い物をするときにお願いすれば、だいたいタダでもらえます。
・最初に脂身をしっかりと焼くことがポイントです。割り下の味はお好みで調整してください。少し甘いくらいがおいしいです。
・脂身を食べるなんて気持ち悪いと思うかもしれませんが、最高級霜降り肉だと思いこめば違和感なく食べられます。アラフォーの胃袋には若干厳しいですが、10代、20代だったら、ご飯と一緒にガツガツ食べられると思いますよ。
ポチっとな。
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