ジャニーズ後継問題がついに決着!? ”帝国”の将来を担う女傑の戦いの勝者は……
#ジャニーズ #木村拓哉
業界内で注目を集めていた”ジャニーズ帝国”の後継者争いに、近々決着がつくという情報が流れている。
「ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏は80歳。実姉で副社長のメリー喜多川氏も85歳です。2人が元気なうちに次期トップを決めないといけないわけですが、これまで後継者と目されてきたのは、メリー氏の実娘の藤島ジュリー景子氏と、SMAPのチーフマネージャーの飯島三智氏。女性2人がシノギを削ってきましたが、ここにきて、ジュリー氏が次期社長になることが決定したというんです」
こう語るのは、ジャニーズの内情に詳しい音楽プロモーター。さらに、ジャニーズと親しいスポーツ紙記者も「すでにジャニーズは取締役広報部長の白波瀬傑氏を中心に、ジュリー体制に向け動いてます」と言う。
1960年代半ばに創業したジャニーズ事務所は、ご存じの通り、ジャニー氏とメリー氏の二人三脚で今日までの発展を支えてきたが、近年は後継者問題がささやかれてきた。
「実質トップであるメリー氏はそもそも、ジュリー氏と、後輩タレントたちに人望がある少年隊の東山紀之を結婚させて、2人に事務所を継がせると言っていたんです。そのために、ジュリー氏を傘下のレコード会社『ジャニーズ・エンタテイメント』の初代社長にして、元ビクターレコードで近藤真彦のディレクターだった小杉理宇造氏を教育係として同社に迎え入れて、”帝王学”を学ばせました」(大手プロ幹部)
ところが、東山はジュリー氏に見向きもせず、2人の結婚話は自然消滅。そうした中で、にわかに後継者候補に挙がってきていたのが飯島氏。SMAPをスターにした手腕は誰もが認めるところで、業界内での人望も厚く、メンバー出演ドラマや映画の企画、脚本にまで口を出すプロデュース力、マネジメント力は、どちらもジュリー氏に大きく勝るという評判だったのだ。
「お嬢様のジュリー氏と、叩き上げの飯島氏。外部からのウケは、お高く止まっていない飯島氏のほうがよく、”飯島社長待望論”も出ているほどでした」(元TBSのプロデューサー)
ところが、09年に草なぎ剛が公然わいせつ罪で逮捕され、飯島氏の監督責任が問われた頃から、ミソがついてしまった。時を同じくしてSMAPの人気凋落が叫ばれ、飯島氏自身が企画に参加した香取慎吾主演映画『座頭市 THE LAST』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』は成功とは程遠い状況となった。そして、飯島氏肝いりの木村拓哉主演のドラマ『南極大陸』(TBS)も苦戦……SMAP神話崩壊や、飯島氏の神通力の低下もささやかれるようになった。
そもそもは、ジュリー氏が社長を継承するのが既定路線ともいわれた中で、飯島氏の力も衰えていた今年、メリー氏は一気にジュリー氏を後継者にすべく動きだしたという。
「ジャニー氏が昨年9月、ギネス・ワールド・レコーズから『最も多くのコンサートをプロデュースした人物』などに認定されましたが、あれはメリー氏が根回しして、ジャニー氏に引退の花道を作ったといわれています。メリー氏が、SMAP専任だった飯島氏に、Kis-My-Ft2やジャニーズJr.の面倒も見させるようになったのも、新体制への布石でしょう」(前出の音楽プロモーター)
ジャニー氏は、”最後のプロデュースグループ”となるであろうSexy Zoneが、デビューシングルのオリコンランキングで無事初登場1位を獲得し、思い残すことなく引退できると安堵しているとか。しかし、前述のように、ジュリー氏の業界内の評価はイマイチ。ジャニーズ大好きの本誌としては、「この継承こそが、ジャニーズ帝国崩壊の始まり」と評する大手芸能プロ幹部の声が杞憂であることを祈りたい。
(文=編集部/「プレミアサイゾー」より)
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