「民放並みの番宣垂れ流しも……」NHK大河『平清盛』初回17.3%の衝撃
#ドラマ #NHK #大河ドラマ #平清盛
8日にスタートしたNHK大河ドラマ『平清盛』初回視聴率が17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことが分かった。大河ドラマとしては2006年度の『功名が辻』以来の初回20%割れとなり、歴代でも1989年の『春日局』(14.3%)、77年の『花神』(16.5%)に次ぐ史上3番目の低視聴率スタートとなる。
「今回の大河に、NHKは史上最高の制作費をつぎ込んだといわれています。脚本には朝ドラ『ちりとてちん』でスマッシュヒットを飛ばした藤本有紀を起用し、他番組での番宣(番組宣伝)も民放並みに垂れ流した。その結果のワースト3位という視聴率ですから、局内はお葬式ムードでしょうね」(ドラマライター)
昨年の『江~姫たちの戦国』が全話平均17.7%と数字が奮わなかった上、内容の低評価も局内には伝わっているというだけに、今回は盤石の態勢で臨んだはずだったが……。
「やはり主演が松山ケンイチでは訴求力が弱かったんでしょうね。それと、深田恭子が11歳役を演じるという話題で売ろうという魂胆もあったようですが、それこそ前作『江』で上野樹里が子ども役を演じて散々の評価だったこともあり、視聴者に『またか……』というイメージを与えてしまっている。松田聖子の起用にいたってはまったく意味が分かりません。大河に対しては”本格ドラマ”を期待する視聴者が多いので、変に話題性を煽るのではなく、あくまで内容で勝負してほしいところですが」(同ライター)
ちなみに、本作同様に平清盛がストーリーの中心で、仲代達矢を主演に据えた72年の大河『新・平家物語』の初回視聴率は、くしくも本作とまったく同じ17.3%だった。『新・平家物語』の全話平均は21.4%。まずはこの数字が目標になりそうだ。
頑張れ、パパ!
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