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「復帰即キャプテンって……」AKB48大場美奈の早期復帰で形骸化する「恋愛禁止」ルール

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 昨年、多くの謹慎者を出したAKB48グループ。過去の恋愛の発覚や、ファンとの密会など、あまりにメンバーの”処分”が続いたため、昨年9月には運営事務局による”新・統一ルール”の作成着手が報道されたほどだ。

 大場美奈も、過去の恋愛を示唆するようなブログの発覚により謹慎していたメンバーの一人。彼女はチーム4のキャプテンとして運営からも推されており、AKB48の次期エース候補の一人と目されていた。去年9月より謹慎していたが、1月4日の劇場公演にて復帰を果たし、さらに再びチーム4キャプテンの座も与えられた。

 しかし、AKB48ヲタからは「この復帰は甘すぎる」「謹慎者がなんで復帰していきなりキャプテンになれるんだ?」と疑問の声が挙がっている。実際、チームKのキャプテンであった秋元才加は、マルチクリエイター・広井王子とのスキャンダルを起こした際にキャプテンを辞退し、”みそぎ”として東京マラソン完走という形でファンに償った。交際男性とのプリクラが流出した菊地あやかのように、AKB48から解雇された後、もう一度オーディションを受け研究生からやり直すという形で復帰したケースもある。

 しかし、ここ最近の復帰劇を見ると、メンバーの謹慎のみでファンも納得がいかない様子。さらに、大場美奈のほかにも、交際男性とのプリクラが流出し昨年9月より謹慎中であったNMB48の島田玲奈は、今年の元日に復帰。さらに、謹慎前とは違い、2期生のキャプテンとして抜擢されたのだ。復帰していきなりキャプテン就任となった2人の処遇は、他の謹慎メンバーとのバランスが取れていないとの声もある。

「大場や島田の早い復帰は、AKB48のファン層が広がり、従来のヲタに対して以前ほど気配りする必要がなくなったことも一因でしょう。また、運営には”困難を乗り切ったメンバーにこそ責任のある大役をまかせる”という考えもあるようです。ただし、スキャンダルを起こしたメンバーがキャプテンでは、以前のように規律を徹底するのは難しくなってくる。問題を起こしたメンバーでもちゃんと戻れるという前例を作ったことで、今までいわれていた『両思い禁止』ルールの有名無実化も考えられます」(芸能雑誌関係者)

 昨年末には第53回日本レコード大賞を受賞し、日本のトップアーティストの座を揺るぎないものとしたAKB48。芸能マスコミによる”監視の目”も日に日に強まり、ヲタの期待を裏切るようなスキャンダルが飛び出す可能性は高まっている。
(文=佐々木智花)

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悪しき前例?

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最終更新:2018/12/10 19:30
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