「全芸人の思いって?」島田紳助復帰容認発言に現場は激怒!? ”伏魔殿”吉本興業の闇
#暴力団 #島田紳助 #吉本興業
昨年8月に暴力団との親密な関係を認めて芸能界を引退した元タレントの島田紳助に、復帰の機運が高まっている。4日、吉本興業の新プロジェクト発表会で大崎洋社長が「私たちは彼の才能を惜しむ者です。願わくば、社会の皆さま、ファンの皆さまのご理解を得て、いつの日か吉本興業の元に戻ってきてくれるものだと信じております」と紳助の復帰を歓迎する旨の発言を行い、「この思いは、私たち全社員、全タレント、全芸人の思いでもあります。どうかご理解をいただきたいと思います」と語った。
だが、「そう簡単に復帰は叶わないだろう」と語るのはバラエティー番組関係者だ。
「紳助さんが引退を発表したのは、本当に突然のことだったんです。当日まで、現場どころか編成レベルでさえ知らされていなかったんです。現場は、今思い出してもおぞましいほどのパニック状態になりましたし、クビが飛んだり過労で潰れたりしたスタッフも数えきれない。はっきり言って、現場は紳助さんを恨んでいますよ。それでも潔く引退したからまだよかったものの、ようやくほとぼりが冷めたころに大崎社長自ら『復帰させたい』って、冗談にもならない。吉本と局側のトップ同士でどういう落し前を付けたのか知りませんが、少なくとも現場レベルで紳助復帰を”容認”している人間はほとんどいないでしょう。怒りを通り越して『あの事務所はやっぱり気味が悪い』と語るディレクターもいます」(同関係者)
また、5日には都内のイベントで吉本所属のパンクブーブー、あべこうじらが次々に「紳助復帰」を要望するコメントを発表。大崎社長の「全社員、全タレント、全芸人の思い」という発言を裏付ける形となった。だが、実際に劇場やスタジオに出入りしているスタッフに話を聞くと、彼らの意見はまったく逆なのだという。
「引退前から、若手・中堅の吉本芸人たちの間での紳助の評判は最悪でした。8月に紳助が引退発表した時には楽屋はお祭り騒ぎ。吉本の先輩や他事務所の芸人が数多くいる場で『ざまあみろ!』と大声を上げる中堅芸人もいました。それをとがめる人間もひとりもいませんでしたしね。彼らが紳助の復帰を願っているって? ありえないでしょう」(同スタッフ)
そもそも暴力団との関係を認めた上で「若手・後輩への示しがつかない」として自ら引退した島田紳助。引退会見で「絶対にない」と言い張っていた暴力団関係者とのツーショット写真が週刊誌に暴露されるなど、一般的なコンプライアンスに照らせば紳助の”疑惑”は引退時よりも「クロ」に近付いているといえる。そんな中で「才能を惜しむ」という理由だけでトップが復帰について言及するという異例の事態。やはり吉本興業は、巨大な”伏魔殿”というしかないだろう。
ケッタイやな。
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