「紳助から話題がそれた」故・奥山リポーターの失踪報道に吉本幹部が……
2011/12/20 18:00
東日本大震災直後から行方不明になり、捜索が続いていた元ワイドショーリポーターの奥山英志さんの遺体が発見されたが、生前、所属の吉本興業に対して「仕事を入れてほしい」と強く訴えていたことが分かった。
今年4月ごろ、東京・調布市の公園で首を吊った状態で発見されていたという奥山さん。明確な自殺理由は分かっていないが、奥山さんと親交のあった関係者は「一時は毎日のようにテレビに出ていた彼も、ここ2~3年は仕事がなくて悩んでいた。某音楽家にかわいがられていて、朗読の仕事などを手配してもらっていたが、その音楽家が急死。直後から奥山さんは落ち込むことが増えていったように思う」と口をそろえる。
フリーのリポーターは売れっ子であるうちは華だが、不況やテレビの編成方針が変わると、途端に明日の生活もままならなくなるケースがある。奥山さんは吉本興業所属で「何でもいい。仕事を入れてくれ!」と訴えていたそうだが、何も変わらず「グチをこぼしていた」(事情通)という。
また「奥山さん失踪」の一報が流れたのは9月ごろ。ちょうど同じ吉本所属の島田紳助が引退し、芸能マスコミは連日のように紳助騒動を展開していた。
「吉本は連日の紳助報道に顔をしかめていた。そんななか飛び出したのが奥山さんのニュース。吉本幹部のなかには、一時的に紳助から奥山さんに話題が移ったことを喜んでいた者もいた」(テレビ関係者)
同じ吉本所属でありながら、芸能界引退した紳助はかばい、「仕事がない」と訴えていた奥山さんは無視……。この話を聞いて奥山さんの遺族はどう思うだろうか――。
ワイドショーを変えた7つの事件―3000件の事件を歩いた巨漢リポーターが報道の裏を明かす!
悔やまれます。
最終更新:2013/09/10 11:37
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
05:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由